とんまの六兵衛とんまのろくべえ
昔、ある村に重吉と六兵衛という二人の少年が住んでいました。二人は子供の時分から大の仲よしで、今まで一度だって喧嘩をしたこともなく口論したことさえありませんでした。しかし奇妙なことには、重吉は目から鼻へ抜けるほどの利口者でしたが、六兵衛は反対 …
作品に特徴的な語句
じき じょう 不届ふとど みな ぬす 盗人ぬすっと わたくし えん 平伏へいふく 反対はんたい 参上さんじょう 殿との はん なみだ なんじ 無理むり 片隅かたすみ ころ もの まつ 登城とじょう 白状はくじょう ばん 早速さっそく 鰹節かつおぶし さが 貧乏びんぼう 一理いちり おどろ 馬鹿ばか ころ 重吉じゅうきち ちが たっ 盗人ぬすびと 証拠しょうこ 褒美ほうび うら どう わら あな 礼服れいふく ぴき しろ 喧嘩けんか よろこ 命令めいれい さけ たた 口論こうろん 友達ともだち 城下じょうか 勿体もったい いさ 利口りこう 催促さいそく 似合にあ つた 仲間なかま なか すわ 振舞ふるまい 拙者せっしゃ おそ おこ 御前ごぜん 座敷ざしき とこ 屋敷やしき 居流いなが たず 家来けらい 家宝かほう 子供こども 奇妙きみょう ゆめ