“礼服”のいろいろな読み方と例文
旧字:禮服
読み方割合
れいふく33.3%
スモーキング33.3%
フロッキ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の日六兵衛は、生まれてから一度も手を通したことのない礼服れいふくをきせられ、お城に参上さんじょうしました。百じょうじきもある大広間には、たくさんの家来けらいがきら星のようにずらりと居流いながれています。
とんまの六兵衛 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
どやどやと宴会崩れらしい酔っぱらった一群の外人どもが礼服スモーキングのままではいって来た。その中に兼ねて顔見知りの、パーズレイという横浜の米人輸出商がいた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
あっしの代りに礼服フロッキを着て台湾館の前に立たされて、代りが出来るまでノスタレじいと一所に「わんかぷ、てんせんす」をやらされたもんだそうで
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)