“礼讃”の読み方と例文
旧字:禮讃
読み方割合
らいさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張飛を礼讃らいさんしていたが、そのうちに、何か気に喰わないことがあったのか、張飛は、咎もないひとりの士卒を、さんざんに打擲ちょうちゃくしたあげく
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
マタ・アリという名は、彼女の美貌を礼讃らいさんして、修験者しゅげんじゃたちがつけたもので、Mata Hari というのは、「朝の眼」という意味である。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
また彼は、自分の手で、心ゆくまで白鳥会を礼讃らいさんした詩を書き上げたいという野心をさえ、人知れず抱いているのである。
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)