“大礼服”のいろいろな読み方と例文
旧字:大禮服
読み方割合
たいれいふく40.0%
だいれいふく20.0%
デコルテ20.0%
ローブ・デコルテ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは好いが、新官制によって定めたとおり、父もにわか大礼服たいれいふくというものをあつらえて一着に及んだ。父には到底似合もせぬしろものである。御用商人の手で最上等に仕立てられた。
みんな大礼服だいれいふくのはれすがたで、いっせいに、陛下がえしゃくなさった灰いろのことりに目をむけました。
パパの書斎へ行って長いことなにか話してから、燕尾服アビ大礼服デコルテに風を入れはじめた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
眼もあやなゴブラン織の壁掛が掛け連ねられてある広い待合室には、燕尾服や、勲章や、文官服や、大礼服ローブ・デコルテが溢れるばかりにうち群れていた。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)