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大礼服
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たいれいふく
ふりがな文庫
“
大礼服
(
たいれいふく
)” の例文
旧字:
大禮服
それは好いが、新官制によって定めたとおり、父も
遽
(
にわか
)
に
大礼服
(
たいれいふく
)
というものを
誂
(
あつら
)
えて一着に及んだ。父には到底似合もせぬしろものである。御用商人の手で最上等に仕立てられた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
その日憲法発布の式場へ参列のため
大礼服
(
たいれいふく
)
をつけて官舎を出るところを玄関前で文部大臣の
森有礼
(
もりありのり
)
氏が刺客に刺されたのであった。お目出たいことのあった後の不祥事で人々は驚いていました。
幕末維新懐古談:65 学校へ奉職した前後のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“大礼服”の解説
大礼服(たいれいふく、大禮服󠄁)は、明治時代から太平洋戦争敗戦までの日本において使用されていた、エンパイア・スタイルの宮廷服()。明治初頭に導入され、その後大日本帝国憲法発布に至る立憲君主制確立の過程で整備・確立された、いわゆる「大日本帝国の服制」における最上級の正装であった。皇族や華族(有爵者)および文官などの大礼服は諸法令により制式が定められていた。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“大礼”で始まる語句
大礼
大礼拝