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配下
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はいか
ふりがな文庫
“
配下
(
はいか
)” の例文
これ、その日
見物
(
けんぶつ
)
のなかにまぎれこませておいた菊池半助
配下
(
はいか
)
の
伊賀衆
(
いがしゅう
)
、
小具足
(
こぐそく
)
十手
(
じって
)
の
腕
(
うで
)
ぞろい、
変装
(
へんそう
)
百人
組
(
ぐみ
)
の者たちであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
望
(
のぞみ
)
立身を
心懸
(
こゝろがけ
)
候
心底
(
しんてい
)
には候はず左樣の存じ
寄
(
より
)
あらば何とて今日御役宅へ
御密談
(
おみつだん
)
に參り可申や
配下
(
はいか
)
の身として
御重役
(
ごぢうやく
)
の
不首尾
(
ふしゆび
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
配下
(
はいか
)
のほとんど
全員
(
ぜんいん
)
に
手配
(
てはい
)
を
命
(
めい
)
じておいて、はじめはしかし、
島本守
(
しまもとまもる
)
には
見張
(
みは
)
りだけをつけ、
事件現場
(
じけんげんば
)
の
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
を
調
(
しら
)
べた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
配下
(
はいか
)
の
與力
(
よりき
)
同心
(
どうしん
)
は
慄
(
ふる
)
へあがるし、
人民
(
じんみん
)
は
皆
(
み
)
な
往來
(
わうらい
)
を
歩
(
ある
)
くにも
小
(
ち
)
ひさくなつて、
足音
(
あしおと
)
さへ
立
(
た
)
てぬやうにした。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
まことに不審の
至
(
いた
)
りであった。それを
探究
(
たんきゅう
)
すべく、灯台の職員で、身の軽い瀬戸さんという中年の人と、その
配下
(
はいか
)
の平木君という青年とが、身を
挺
(
てい
)
してその松の木をよじ登って行った。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
呼近づけ申樣は此度
聖護院
(
せいごゐん
)
の
宮
(
みや
)
御
配下
(
はいか
)
天一坊樣當表へ御出張に付御旅館
取調
(
とりしら
)
べの爲に拙寺が
罷越
(
まかりこし
)
候なり不案内の事ゆえ
萬端
(
ばんたん
)
其
許
(
もと
)
をお
頼
(
たのみ
)
申なりとて手箱の
中
(
うち
)
より用意の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しかし
根
(
ね
)
が
邪悪
(
じゃあく
)
な呂宋兵衛は、たちまちそれにつけあがって
陰謀
(
いんぼう
)
をたくらみ、
策
(
さく
)
をもって、小角を殺し、
配下
(
はいか
)
の
野武士
(
のぶし
)
を手なずけ、人穴の
殿堂
(
でんどう
)
を完全に乗っ取ってしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
但馬守
(
たじまのかみ
)
が
着任
(
ちやくにん
)
して
間
(
ま
)
もなく、
或
(
あ
)
るところで
變死人
(
へんしにん
)
があつた
時
(
とき
)
、
其
(
そ
)
の
土地
(
とち
)
の
關係
(
くわんけい
)
で、
但馬守
(
たじまのかみ
)
の
配下
(
はいか
)
の
與力
(
よりき
)
と、
近衞關白家
(
このゑくわんぱくけ
)
の
役人
(
やくにん
)
ともう一ヶ
所
(
しよ
)
何處
(
どこ
)
かの
代官
(
だいくわん
)
の
何
(
なに
)
かの
組下
(
くみした
)
と、かう三
人
(
にん
)
揃
(
そろ
)
はなければ
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
相調
(
あひしら
)
べ
穿鑿
(
せんさく
)
方行屆候由只今越前より
左樣
(
さやう
)
に申せしが伊豆が
内意
(
ないい
)
致せしに相違なきやとの
御意
(
ぎよい
)
なれば伊豆守殿には
恐入
(
おそれいり
)
越前より言上仕り候
通
(
とほ
)
り
相違
(
さうゐ
)
御座なく候と申上げれば綱條卿には伊豆守は
能
(
よき
)
配下
(
はいか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『もうよい
分
(
わか
)
つた。』と、
但馬守
(
たじまのかみ
)
配下
(
はいか
)
の
與力
(
よりき
)
も
言
(
い
)
つた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“配下”の意味
《名詞》
配下(はいか)
支配下にある者。部下。手下。
(出典:Wiktionary)
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“配”で始まる語句
配偶
配
配流
配達
配合
配慮
配所
配膳
配偶者
配置