文化ぶんくわ)” の例文
文化ぶんくわ發達はつたつしてれば、自然しぜん何處どこ漠然ばくぜんとして稚氣ちきびてるやうな面白おもしろ化物思想ばけものしさうなどをれる餘地よちくなつてるのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
午前ごぜんなどと文化ぶんくわがつたり、あさがつたりしてはられない。ごろではまだ夜半よなかではないか。南洋なんやうから土人どじんても、夜中よなか見物けんぶつ出來できるものか。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
文化ぶんくわとか開明かいめいとかの餘光よくわう何事なにごとからからほりかへして百ねんねんむかしのひとこヽろなかまで解剖かいばうするに、これを職掌しよくしよう醫道いだうめうにも天授てんじゆよはひはうもならず、學士がくし札幌さつぽろおもむきしとしあき
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わが日本民族にほんみんぞく靈智れいち靈能れいのうつてゐる。炳乎へいこたる獨特どくとく文化ぶんくわいうしてゐる。もとより拓拔氏たくばつし印度人いんどじんやトルコじんではない。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
なほ化物ばけものに一の必要條件ひつえうぜうけんは、文化ぶんくわ程度ていど非常ひぜう密接みつせつ關係くわんけいいうすることである。化物ばけもの想像さうざうすることにあらずしてぜうである。はしると化物ばけもの發達はつたつしない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
むかし支那しなにおいて塞外さくぐわい鮮卑族せんひぞくの一しゆなる拓拔氏たくばつし中國ちうごく侵入しんにふし、黄河流域こうかりうゐき全部ぜんぶ占領せんれうしてくにせうしたが、漢民族かんみんぞく文化ぶんくわ溺惑できわくして、みづか自國じこく風俗ふうぞく慣習くわんしふをあらため、胡語こごきん
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)