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廃
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はい
ふりがな文庫
“
廃
(
はい
)” の例文
旧字:
廢
是以
(
こゝをもつて
)
君を
廃
(
はい
)
して親王を立、
国柄
(
こくへい
)
を一人の手に
握
(
にぎら
)
んとの
密謀
(
みつぼう
)
あり
法皇
(
ほふわう
)
も是に
応
(
おう
)
じ玉ふの
風説
(
ふうせつ
)
ありと
言
(
ことば
)
を
巧
(
たくみ
)
に
讒
(
ざん
)
しけり。時に 延喜帝御年十七なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
我封建の時代に諸藩の相互に競争して
士気
(
しき
)
を
養
(
やしな
)
うたるもこの主義に由り、封建すでに
廃
(
はい
)
して一統の大日本帝国と
為
(
な
)
り
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
成程
(
なるほど
)
、
時
(
とき
)
が
来
(
く
)
れば
監獄
(
かんごく
)
や、
瘋癲病院
(
ふうてんびょういん
)
は
廃
(
はい
)
されて、
正義
(
せいぎ
)
は
貴方
(
あなた
)
の
有仰
(
おっしゃ
)
る
通
(
とお
)
り
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
めるでしょう、しかし
生活
(
せいかつ
)
の
実際
(
じっさい
)
がそれで
変
(
かわ
)
るものではありません。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
××観音は、東京でいえばまあ
浅草
(
あさくさ
)
といった所で、
境内
(
けいだい
)
に色々な見世物小屋がある。劇場もある。それが田舎
丈
(
だ
)
けに、一層
廃
(
はい
)
たい的で、グロテスクなのだ。
百面相役者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
虎「おふざけでないよ、お前さんがいくら器量が
好
(
よ
)
くても、今は
男色
(
かげま
)
はお
廃
(
はい
)
しだよ」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
やむをえず負える
靴
(
くつ
)
をとりおろして
穿
(
うが
)
ち歩むに、一ツ家のわらじさげたるを見当り、うれしやと立寄り一ツ求めて十銭札を与うるに取らず、通用は近日に
廃
(
はい
)
せらるる者ゆえ
厭
(
いと
)
い
嫌
(
きら
)
いて
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
投薬に
依
(
よ
)
ってでも食慾を促進させ、偏食を直すようにすること、学校は、気分次第にして遅刻や早退をさせるのはよいが、全然学業を
廃
(
はい
)
して転地療養等をするのは不可であること、なぜなら
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その人はたいそう
腕
(
うで
)
のある人だけれどもだんだんに目が悪くなって、早く
療治
(
りょうじ
)
をしないとめくらになって画家を
廃
(
はい
)
さねばならなくなるから、どうか金を送って医者に行けるようにしてやりたい。
燕と王子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
そこで
旧武田家
(
きゅうたけだけ
)
の
政弊悪政
(
せいへいあくせい
)
はこのさいつとめて
廃
(
はい
)
しまするが、
兵法奨励
(
へいほうしょうれい
)
の
御岳大講会
(
みたけだいこうえ
)
の
行事
(
ぎょうじ
)
だけは、なんとか
保存
(
ほぞん
)
いたしたいと考えて、
昨秋
(
さくしゅう
)
も
形
(
かたち
)
ばかりはやりましたが、
当時
(
とうじ
)
諸国紛端
(
しょこくふんたん
)
の折から
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
是以
(
こゝをもつて
)
君を
廃
(
はい
)
して親王を立、
国柄
(
こくへい
)
を一人の手に
握
(
にぎら
)
んとの
密謀
(
みつぼう
)
あり
法皇
(
ほふわう
)
も是に
応
(
おう
)
じ玉ふの
風説
(
ふうせつ
)
ありと
言
(
ことば
)
を
巧
(
たくみ
)
に
讒
(
ざん
)
しけり。時に 延喜帝御年十七なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(秀吉に通じて、われを
廃
(
はい
)
さんと
謀
(
はか
)
る逆臣ども)
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それきり学業を
廃
(
はい
)
してしまった。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
廃
(
はい
)
すること
草宿
(
わずかのま
)
をも待たず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
百余年を
経
(
へ
)
ても
廃
(
はい
)
せざりしが、
後
(
のち
)
国
(
くに
)
のみだれたるに
因
(
より
)
てこれを
火葬
(
くわさう
)
せしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
百余年を
経
(
へ
)
ても
廃
(
はい
)
せざりしが、
後
(
のち
)
国
(
くに
)
のみだれたるに
因
(
より
)
てこれを
火葬
(
くわさう
)
せしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“廃(娼婦/廃)”の解説
「娼婦/廃」(しょうふ/はい)は、ムックの1枚目のシングル。
(出典:Wikipedia)
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“廃”を含む語句
荒廃
廃物
廃止
廃墟
廃屋
廃業
頽廃
廃頽
頽廃的
廃址
御廃
廃品
廃園
廃者
廃兵院
廃嫡
廃頽的
廃頽期
弛廃
興廃
...