“興廃”の読み方と例文
旧字:興廢
読み方割合
こうはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたずらなる狼狽ろうばいは、国難をして遂に収拾しゅうしゅうすべからざる状態に導くものである。皇国こうこく興廃こうはいは諸君の双肩そうけんかかれり、それ奮闘努力せよ。右布告す。昭和十×年五月十日。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
今度そんなことがあれば、お家の興廃こうはいにもかかわる一大事じゃ。お前にはそれが分らぬか
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
この際、君の奮起を望むというのも、いつにこの点に皇国の興廃こうはいかかっているからだ
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)