トップ
>
興醒
ふりがな文庫
“興醒”の読み方と例文
読み方
割合
きょうざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうざ
(逆引き)
だが時折、魯提轄の神経を針で突ッつくような
興醒
(
きょうざ
)
めが洩れてきた。さっきから、どこかでシクシクいっている女の
啜
(
すす
)
り泣きである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
というひどく
興醒
(
きょうざ
)
めの現実的の心配ばかり彼に言ってやるので、彼も面白くなくなったか、私への便りも次第に少くなって来た。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
窓の外の木々の葉の
囁
(
ささや
)
きを聴き
乍
(
なが
)
ら、かの女は
暫
(
しばら
)
く
興醒
(
きょうざ
)
めた悲しい気持でいた。すると何処かで、「メー」と
山羊
(
やぎ
)
が風を
歓
(
よろこ
)
ぶように鳴いた。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
興醒(きょうざ)の例文をもっと
(14作品)
見る
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“興”で始まる語句
興
興味
興奮
興津
興行
興安嶺
興覚
興趣
興録
興行物
検索の候補
少々興醒
“興醒”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治
徳田秋声
岡本かの子
中里介山
太宰治
江戸川乱歩