-
トップ
>
-
到頭
>
-
たう/\
や、
大失敗と、がツかりして、
先づ
本堂の
椽側へ
腰を
掛ける。いつしかそれが
誰先きとなく
草鞋を
脱ぐ。
到頭四
人本堂へ
上り
込んで、
雜談をする。
寐轉ぶ。
被害者は
到頭隱匿した
箇處を
發見して
巡査を
導いた。
雜木林の
繁茂した
間の、もう
硬く
成つた
草の
中へ
蜀黍の
穗は
縛つた
儘どさりと
置いてあつたのである。
それで
到頭落城して
了つたのです、
此の
滅亡に
就いては三つの
原因が有るので、(一)は
印刷費の
負債、(二)は
編輯と会計との
事務が
煩雑に
成つて来て、
修学の
片手業に
余るのと
到頭此坑を
見捨てるの
已むを
得ぬに
至つた。(いや
土器が
出かゝつてゞも
居れば、
决して
見捨てるのでは
無い)
それから三
代目四
代目とは、
無關係で、
構内へは一
歩も
足を
踏入れなかつたが、
到頭その
鷄屋は
亡びて
了つたので、これを
幸ひと
佛骨子をかたらひ、
又少し
掘つて
見た。