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驚
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おどろき
ふりがな文庫
“
驚
(
おどろき
)” の例文
「カムペン」答て曰、母なり。帝おおいに
驚
(
おどろき
)
て曰く、ああ実に
然
(
しか
)
り。この一語もって教育の法則となすに足れり、と。
旨
(
むね
)
あるかな、
言
(
げん
)
や。
教育談
(新字新仮名)
/
箕作秋坪
(著)
その色青みありて黒く甚だなめらかなり、
農夫
(
のうふ
)
これをもつて
藁
(
わら
)
をうつ
盤
(
ばん
)
となす、其夜妻
庭
(
には
)
に
出
(
いで
)
しに
燦然
(
さんぜん
)
として光る物あり、妻
妖怪
(
ばけもの
)
なりとして
驚
(
おどろき
)
叫
(
さけぶ
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
自分
(
じぶん
)
が
濡鼠
(
ぬれねずみ
)
の
樣
(
やう
)
になつて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
も、
少
(
すく
)
なからず
潮水
(
しほみづ
)
を
飮
(
の
)
んで
腹
(
はら
)
が
苦
(
くる
)
しくなつて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
も
忘
(
わす
)
れて、
胸
(
むね
)
は
驚
(
おどろき
)
と
悦
(
よろこび
)
に、
跳
(
をど
)
りつゝ、
眤
(
じつ
)
と
眺
(
なが
)
むる
前方
(
かなた
)
の
海上
(
かいじやう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
(
驚
(
おどろき
)
を
自
(
みずか
)
ら抑えて、詞急に。)そして、そのお嬢さんもあなたにすっかり身の上を打明けてお話しなさいましたの。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
全く意外な事だつたと云はんばかり、おつぎはつくづくと三田を見ながら、宿のものの
驚
(
おどろき
)
を傳へるのであつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
▼ もっと見る
お專は見てお
前
(
まへ
)
裾
(
すそ
)
に血が付て居るは如何なされしやと問はれて傳吉は
驚
(
おどろき
)
ながら
打返
(
うちかへ
)
して見れば
裾裏
(
すそうら
)
所々に血の付て居る故是は
不思議
(
ふしぎ
)
なる事
哉
(
かな
)
昨夜河原にて物に
躓
(
つまづ
)
きけるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お厭な御様子、不意の
驚
(
おどろき
)
と気高い
腹立
(
はらだち
)
との8645
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
「あっ‼」覗いて見て龍介は
驚
(
おどろき
)
の声をあげた。
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その色青みありて黒く甚だなめらかなり、
農夫
(
のうふ
)
これをもつて
藁
(
わら
)
をうつ
盤
(
ばん
)
となす、其夜妻
庭
(
には
)
に
出
(
いで
)
しに
燦然
(
さんぜん
)
として光る物あり、妻
妖怪
(
ばけもの
)
なりとして
驚
(
おどろき
)
叫
(
さけぶ
)
。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
端艇
(
たんてい
)
の
右舷
(
うげん
)
左舷
(
さげん
)
に
櫂
(
オール
)
を
握
(
にぎ
)
り
詰
(
つ
)
めたる
水兵等
(
すいへいら
)
も、
吾等
(
われら
)
兩人
(
りようにん
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
て、
一齊
(
いつせい
)
に
驚
(
おどろき
)
と
不審
(
いぶかり
)
の
眼
(
まなこ
)
を
見張
(
みは
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
おみつは自分が咎められて居るやうな
驚
(
おどろき
)
を見せた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
軽く撫でる
驚
(
おどろき
)
の手は身には障らぬ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
こは
不思議
(
ふしぎ
)
と
驚
(
おどろき
)
怖
(
おそる
)
るを見て、武士しか/″\の事ありしが
五体
(
ごたい
)
すくみて
動
(
うご
)
く事ならずといふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
“驚”を含む語句
吃驚
驚愕
喫驚
驚駭
驚怖
驚破
驚嘆
驚異
驚喜
頓驚
驚惶
驚懼
一驚
驚目
驚歎
驚倒
打驚
驚風
驚入
驚殺
...