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きさい
ふりがな文庫
“
記載
(
きさい
)” の例文
春琴の眼疾というのは何であったか明かでなく伝にもこれ以上の
記載
(
きさい
)
がないが後に検校が人に語ってまことに
喬木
(
きょうぼく
)
は風に
妬
(
ねた
)
まれるとやら
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
其後
(
そのご
)
三
月
(
ぐわつ
)
二十八
日
(
にち
)
に、
内山
(
うちやま
)
九三
郎
(
らう
)
氏
(
し
)
が
發掘
(
はつくつ
)
して、
大把手
(
おほとつて
)
を
出
(
だ
)
した。
其記事
(
そのきじ
)
は
東京人類學會雜誌
(
とうきやうじんるゐがくゝわいざつし
)
の八十六
號
(
がう
)
に
記載
(
きさい
)
せられてある。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
赤穂退去以来、内蔵助の手から出した公金私用の明細を、実に細かい数字まで、丹念に
記載
(
きさい
)
しておいた——その復讐費用の報告書なのであった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
されば
爰
(
こゝ
)
に一証を
得
(
え
)
たるゆゑ、此
雪譜
(
せつふ
)
に
記載
(
きさい
)
して
后来
(
こうらい
)
に
示
(
しめ
)
すは、かゝる
瑣談
(
さだん
)
も世に
埋冤
(
まいゑん
)
せん事のをしければ、いざ
然
(
さら
)
ばとて雪に
転
(
ころば
)
す筆の
老婆心
(
らうばしん
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
現今
(
げんこん
)
では
精神病者
(
せいしんびやうしや
)
の
治療
(
ちれう
)
に
冷水
(
れいすゐ
)
を
注
(
そゝ
)
がぬ、
蒸暑
(
むしあつ
)
きシヤツを
被
(
き
)
せぬ、
而
(
さう
)
して
人間的
(
にんげんてき
)
に
彼等
(
かれら
)
を
取扱
(
とりあつか
)
ふ、
即
(
すなは
)
ち
新聞
(
しんぶん
)
に
記載
(
きさい
)
する
通
(
とほ
)
り、
彼等
(
かれら
)
の
爲
(
ため
)
に、
演劇
(
えんげき
)
、
舞蹈
(
ぶたふ
)
を
催
(
もよほ
)
す。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
中国の空軍の活躍については、
生憎
(
あいにく
)
ニュースがなかったのか、なにも
記載
(
きさい
)
がなかった。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
先生その
大意
(
たいい
)
を人より聞き
余
(
よ
)
に
謂
(
いい
)
て
曰
(
いわ
)
く、
兼
(
かね
)
てより幕末外交の
顛末
(
てんまつ
)
を
記載
(
きさい
)
せんとして志を
果
(
はた
)
さず、今評論の
誤謬
(
ごびゅう
)
を正す
為
(
た
)
めその一端を
語
(
かた
)
る
可
(
べ
)
しとて、当時の事情を
説
(
と
)
くこと
頗
(
すこぶ
)
る
詳
(
つまびらか
)
なり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
きわめて平気に正直に
記載
(
きさい
)
し報告するところの人でなければならぬ。
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
されば
爰
(
こゝ
)
に一証を
得
(
え
)
たるゆゑ、此
雪譜
(
せつふ
)
に
記載
(
きさい
)
して
后来
(
こうらい
)
に
示
(
しめ
)
すは、かゝる
瑣談
(
さだん
)
も世に
埋冤
(
まいゑん
)
せん事のをしければ、いざ
然
(
さら
)
ばとて雪に
転
(
ころば
)
す筆の
老婆心
(
らうばしん
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それで
戸籍
(
こせき
)
面の
記載
(
きさい
)
では、文久三年に生れ、明治十年に十五歳で今橋三丁目浦門喜十郎の
許
(
もと
)
から津村家へ
嫁
(
とつ
)
ぎ、明治二十四年に二十九歳で死亡している。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
現今
(
げんこん
)
では
精神病者
(
せいしんびょうしゃ
)
の
治療
(
ちりょう
)
に
冷水
(
れいすい
)
を
注
(
そそ
)
がぬ、
蒸暑
(
むしあつ
)
きシャツを
被
(
き
)
せぬ、そうして
人間的
(
にんげんてき
)
に
彼等
(
かれら
)
を
取扱
(
とりあつか
)
う、
即
(
すなわ
)
ち
新聞
(
しんぶん
)
に
記載
(
きさい
)
する
通
(
とお
)
り、
彼等
(
かれら
)
の
為
(
ため
)
に、
演劇
(
えんげき
)
、
舞蹈
(
ぶとう
)
を
催
(
もよお
)
す。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
叙
(
じょ
)
するに際し伝にも
明瞭
(
めいりょう
)
な
記載
(
きさい
)
を
避
(
さ
)
けてあるためにその原因や加害者を判然と
指摘
(
してき
)
し得ないのが残念であるが
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“記載”の解説
記載(きさい、英語:description)とは書類などに書き記すことである。ここでは生物学、特に分類学における用語としての記載を解説する。
(出典:Wikipedia)
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
載
常用漢字
中学
部首:⾞
13画
“記”で始まる語句
記
記憶
記念
記録
記事
記号
記臆
記者
記入
記念品