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美
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み
ふりがな文庫
“
美
(
み
)” の例文
でも、あれは、もう暮に、
美
(
み
)
いちゃんの所へ着て行ったんですものと御作さんが答えた。そうか、じゃこれが好いだろう。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
左樣
(
さやう
)
ならとて
頭
(
かしら
)
を
下
(
さげ
)
げるに、あれ
美
(
み
)
いちやんの
現金
(
げんきん
)
な、
最
(
も
)
うお
送
(
おく
)
りは
入
(
い
)
りませぬとかえ、そんなら
私
(
わたし
)
は
京町
(
きやうまち
)
で
買物
(
かいもの
)
しましよ、とちよこ/\
走
(
ばし
)
りに
長屋
(
ながや
)
の
細道
(
ほそみち
)
へ
驅
(
か
)
け
込
(
こ
)
むに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「オイオイ。物騒な事を云うなよ……オヤッ。
美
(
み
)
いちゃん……泣いているのか」
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「いけねえよ。
美
(
み
)
い坊は声が大きいから、はらはらするのだ」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「まあ、
美
(
み
)
ごとな蛍にございます。」
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
伊知遲
(
いちぢ
)
島
美
(
み
)
島
六
に
著
(
と
)
き
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
その間に、御作さんは、髪結に今日は
美
(
み
)
いちゃんを誘って、旦那に有楽座へ連れて行って貰うんだと話した。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
姉なる人が全盛の
餘波
(
なごり
)
、延いては
遣手新造
(
やりてしんぞ
)
が姉への世辭にも、
美
(
み
)
いちやん人形をお買ひなされ、これはほんの手鞠代と、呉れるに恩を着せねば貰ふ身の有がたくも覺えず、まくはまくは
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
姉
(
あね
)
なる
人
(
ひと
)
が
全盛
(
ぜんせい
)
の
餘波
(
なごり
)
、
延
(
ひ
)
いては
遣手新造
(
やりてしんぞ
)
が
姉
(
あね
)
への
世辭
(
せじ
)
にも、
美
(
み
)
いちやん
人形
(
にんげう
)
をお
買
(
か
)
ひなされ、これはほんの
手鞠代
(
てまりだい
)
と、
呉
(
く
)
れるに
恩
(
おん
)
を
着
(
き
)
せねば
貰
(
もら
)
ふ
身
(
み
)
の
有
(
あり
)
がたくも
覺
(
おぼ
)
えず、まくはまくは
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
怪
(
あや
)
しさよと
計
(
ばか
)
り
敏
(
さとし
)
は
燈下
(
とうか
)
に
腕
(
うで
)
を
組
(
く
)
みしが、
拾
(
ひろ
)
ひきしは
白絹
(
しろぎぬ
)
の
手巾
(
はんけち
)
にて、
西行
(
さいぎやう
)
が
富士
(
ふじ
)
の
烟
(
けむ
)
りの
歌
(
うた
)
を
繕
(
つく
)
ろはねども
筆
(
ふで
)
のあと
美
(
み
)
ごとに
書
(
か
)
きたり、いよいよ
悟
(
さとり
)
めかしき
女
(
をんな
)
、
不思議
(
ふしぎ
)
と
思
(
おも
)
へば
不思議
(
ふしぎ
)
さ
限
(
かぎ
)
りなく
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“美”の解説
この記事では美・美しい(び・うつくしい、el: καλόν カロン、la: venustas, bellus、fr: beauté、en: beauty)について解説する。同義として 【麗しい/▽美しい】 (うるわしい)という用語ある。
(出典:Wikipedia)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
“美”を含む語句
美人
美味
美女
美麗
甘美
華美
優美
美貌
美術館
美酒
美妙
美男
虞美人草
美男子
美神
美鳥
褒美
美濃
美作
美々
...