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御
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ぎよ
ふりがな文庫
“
御
(
ぎよ
)” の例文
其後
(
そののち
)
、
夫
(
をつと
)
自
(
みづか
)
ら
(六二)
抑損
(
よくそん
)
す、
晏子
(
あんし
)
怪
(
あや
)
しんで
之
(
これ
)
を
問
(
と
)
ふ。
御
(
ぎよ
)
、
實
(
じつ
)
を
以
(
もつ
)
て
對
(
こた
)
ふ。
晏子
(
あんし
)
薦
(
すす
)
めて
以
(
もつ
)
て
大夫
(
たいふ
)
と
爲
(
な
)
せり。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
極めて
御
(
ぎよ
)
し易い男性となるであろう、というような、警告とも気易めともつかぬ一言であつた。
岩田夫人の死を悼む
(新字新仮名)
/
岸田国士
(著)
(世人の所謂「徳望」などは少くとも、彼等を
御
(
ぎよ
)
する上に何の役に立つものではない。)しかし又彼の世渡り上手も、——或は彼の英雄的手腕も巧みに彼等を
籠絡
(
ろうらく
)
した筈である。
続芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
戯
(
たはふれ
)
に
穿
(
はき
)
てみしが一歩も
進
(
すゝむ
)
ことあたはず、
家僕
(
かぼく
)
があゆむは馬を
御
(
ぎよ
)
するがごとし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
かつて
御
(
ぎよ
)
し易い息子だつた練吉は、正文の常識では計りきれないやうな矛盾、我儘を次々とひき起して、何とかして押へようとかゝつてゐる正文は殆ど息子の意のまゝになつてゐるのだつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
▼ もっと見る
御
(
ぎよ
)
せられまいとする
生
(
いのち
)
にうち克たねばならぬ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
地平
(
ちへい
)
のはてを
大象
(
たいざう
)
の
群
(
むれ
)
御
(
ぎよ
)
しながら
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
三千里波を
御
(
ぎよ
)
す
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
韓非
(
かんぴ
)
、((韓王ノ))
國
(
くに
)
を
治
(
をさ
)
むるに、
其
(
その
)
法制
(
はふせい
)
を
修明
(
しうめい
)
し・
(四七)
勢
(
いきほひ
)
を
執
(
と
)
つて
以
(
もつ
)
て
其
(
その
)
臣下
(
しんか
)
を
御
(
ぎよ
)
し・
國
(
くに
)
を
富
(
と
)
まし
兵
(
へい
)
を
彊
(
つよ
)
うして・
以
(
もつ
)
て
人
(
ひと
)
を
求
(
もと
)
め
賢
(
けん
)
に
任
(
にん
)
ずるを
務
(
つと
)
めず
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
戯
(
たはふれ
)
に
穿
(
はき
)
てみしが一歩も
進
(
すゝむ
)
ことあたはず、
家僕
(
かぼく
)
があゆむは馬を
御
(
ぎよ
)
するがごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
晏子
(
あんし
)
、
齊
(
せい
)
の
相
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
り、
出
(
い
)
づ。
其
(
その
)
(五六)
御
(
ぎよ
)
の
妻
(
つま
)
、
(五七)
門間
(
もんかん
)
より
其夫
(
そのをつと
)
を
窺
(
うかが
)
ふ。
其夫
(
そのをつと
)
、
相
(
しやう
)
の
御
(
ぎよ
)
と
爲
(
な
)
り、
(五八)
大蓋
(
たいがい
)
を
擁
(
よう
)
し、
(五九)
駟馬
(
しば
)
に
策
(
むちう
)
ち、
(六〇)
意氣揚揚
(
いきやうやう
)
として
甚
(
はなは
)
だ
自得
(
じとく
)
せり。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“御”の解説
御(お、おん、み、ご)は、日本語の敬語を作る接頭辞である。仮名表記されることも多い。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
“御”を含む語句
御座
御前
御在
御母
御衣
御像
御願
御免
御寝
御上
御緩
御達
御馳走
御酒
御代
御飯
御殿
御出
御所
御供
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