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并
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あは
ふりがな文庫
“
并
(
あは
)” の例文
「君は人間の立つてゐる時の服装の美醜ばかり論じてゐる。坐つてゐる時の服装の美醜も
并
(
あは
)
せて考へて見なければいかん。」
正岡子規
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
皇子
(
みこ
)
等
(
たち
)
共に
対
(
こた
)
へて
曰
(
いは
)
く、
理実
(
ことわり
)
灼然
(
いやちこ
)
なり。則ち草壁皇子尊
先
(
ま
)
づ進みて盟ひて
曰
(
いは
)
く、
天神
(
あまつかみ
)
地祇
(
くにつかみ
)
、及び
天皇
(
すめらみこと
)
証
(
あきら
)
めたまへ、
吾
(
おの
)
れ兄弟長幼、
并
(
あは
)
せて十余の
王
(
みこ
)
、
各
(
おのおの
)
異腹
(
ことはら
)
より
出
(
い
)
づ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
起
(
き
)
を
撃
(
う
)
つの
徒
(
と
)
、
呉起
(
ごき
)
を
射刺
(
せきし
)
するに
因
(
よ
)
つて、
并
(
あは
)
せて
悼王
(
たうわう
)
に
中
(
あ
)
つ。
悼王
(
たうわう
)
既
(
すで
)
に
葬
(
はうむ
)
られて、
太子
(
たいし
)
立
(
た
)
つ。
乃
(
すなは
)
ち
(一一〇)
令尹
(
れいゐん
)
をして
盡
(
ことごと
)
く
呉起
(
ごき
)
を
射
(
い
)
て
并
(
あは
)
せて
王
(
わう
)
の
尸
(
し
)
に
中
(
あ
)
てし
者
(
もの
)
を
誅
(
ちう
)
せしむ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
餘姚
(
よえう
)
も亦博愛を
更
(
あらた
)
めて公愛と爲せり。
并
(
あは
)
せ
攷
(
かんが
)
ふ可し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
并
(
あは
)
せて皇子大津が為めに、
詿誤
(
あざむ
)
かれたる
直広肆八口朝臣音橿
(
ぢきくわうしやくちのあそみおとかし
)
、
小山下壱伎連博徳
(
せうせんげいきのむらじはかとこ
)
と、
大舎人中臣朝臣臣麻呂
(
おほとねりなかとみのあそみおみまろ
)
、
巨勢朝臣多益須
(
こせのあそみたやかす
)
、
新羅
(
しらぎ
)
の
沙門行心
(
ほふしぎやうじん
)
、及び
張内礪杵道作
(
とねりときのみちつくり
)
等卅余人を捕ふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
▼ もっと見る
要
(
えう
)
は
兵
(
へい
)
を
彊
(
つよ
)
くし
(一〇六)
馳説
(
ちぜい
)
の
(一〇七)
從横
(
しようくわう
)
を
言
(
い
)
ふ
者
(
もの
)
を
破
(
やぶ
)
るに
在
(
あ
)
るなり。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
南
(
みなみ
)
は百
越
(
ゑつ
)
を
平
(
たひ
)
らげ、
北
(
きた
)
は
陳蔡
(
ちんさい
)
を
并
(
あは
)
せ
(一〇八)
三
晉
(
しん
)
を
却
(
しりぞ
)
け、
西
(
にし
)
は
秦
(
しん
)
を
伐
(
う
)
つ。
諸矦
(
しよこう
)
、
楚
(
そ
)
の
彊
(
つよ
)
きを
患
(
うれ
)
ふ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
乃
(
すなは
)
ち
其
(
その
)
(四九)
歩軍
(
ほぐん
)
を
棄
(
す
)
て、
其
(
その
)
(五〇)
輕鋭
(
けいえい
)
と、
(五一)
日
(
ひ
)
を
倍
(
ばい
)
し
行
(
かう
)
を
并
(
あは
)
せて
之
(
これ
)
を
逐
(
お
)
へり。
孫子
(
そんし
)
、
其行
(
そのかう
)
を
度
(
はか
)
るに、
暮
(
くれ
)
に
當
(
まさ
)
に
馬陵
(
ばりよう
)
に
至
(
いた
)
るべし。
馬陵
(
ばりよう
)
は
道
(
みち
)
狹
(
せま
)
くして
旁
(
かたは
)
ら
(五二)
阻隘
(
そあい
)
多
(
おほ
)
く、
兵
(
へい
)
を
伏
(
ふく
)
す
可
(
べ
)
し。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
韓非
(
かんぴ
)
は
韓
(
かん
)
の
諸公子
(
しよこうし
)
也
(
なり
)
。
今
(
いま
)
、
王
(
わう
)
、
諸矦
(
しよこう
)
を
并
(
あは
)
せんと
欲
(
ほつ
)
す。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
并
漢検1級
部首:⼲
6画
“并”を含む語句
并州
并存
并研
并行
賢女手習并新暦