“だうとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
道徳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
但馬守(たじまのかみ)は莞爾(くわんじ)と笑(わら)つて、百(ひやく)の宗教(しうけう)、千(せん)の道徳(だうとく)も、一(ひと)つの死刑(しけい)といふものには敵(かな)はない、これほど效果(かうくわ)の多(おほ)いものは他(た)に求(もと)むることが出來(でき)ないと思(おも)つた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
老子(らうし)、(一一)道徳(だうとく)を修(をさ)む、其學(そのがく)は自(みづか)ら隱(かく)して名(な)無(な)きを以(もつ)て務(つとめ)と爲(な)せり。周(しう)に居(を)ること之(これ)を久(ひさ)しうして、周(しう)の衰(おとろ)ふるを見(み)、廼(すなは)ち遂(つひ)に去(さ)つて、(一二)關(くわん)に至(いた)る。
……けんども、やきもきと精出(せいだ)いて人(ひと)の色恋(いろこひ)で気(き)を揉(も)むのが、主(ぬし)たち道徳(だうとく)の役(やく)だんべい、押死(おつち)んだ魂(たましひ)さ導(みちび)くも勤(つとめ)なら、持余(もてあま)した色恋(いろこひ)の捌(さばき)を着(つ)けるも法(ほふ)ではねえだか、の、御坊(ごばう)。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
申子(しんし)は(一二五)卑卑(ひひ)、(一二六)之(これ)を名實(めいじつ)に施(ほどこ)す。韓子(かんし)は(一二七)繩墨(じようぼく)を引(ひ)いて事情(じじやう)に切(せつ)に、是非(ぜひ)を明(あきら)かにす、其(そ)れ極(きは)めて(一二八)慘礉(さんかく)にして恩(おん)少(すくな)し。皆(みな)道徳(だうとく)の意(い)に原(もと)づく。
(一三)關令(くわんれい)尹喜(ゐんき)曰(いは)く、『子(し)將(まさ)に隱(かく)れんとす、彊(し)ひて我(わ)が爲(た)めに書(しよ)を著(あら)はせ』と。是(ここ)に於(おい)て老子(らうし)廼(すなは)ち書上下篇(しよしやうかへん)を著(あら)はし、道徳(だうとく)の意(い)を言(い)ふこと五千餘言(よげん)にして去(さ)れり。其(そ)の終(をは)る所(ところ)を知(し)る莫(な)し。