“押死”の読み方と例文
読み方割合
おつち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……けんども、やきもきと精出(せいだ)いて人(ひと)の色恋(いろこひ)で気(き)を揉(も)むのが、主(ぬし)たち道徳(だうとく)の役(やく)だんべい、押死(おつち)んだ魂(たましひ)さ導(みちび)くも勤(つとめ)なら、持余(もてあま)した色恋(いろこひ)の捌(さばき)を着(つ)けるも法(ほふ)ではねえだか、の、御坊(ごばう)。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
『おゝ、出来(でき)た。ぴち/\と刎(は)ねる……いや、恁(か)うあらうと思(おも)ふた……見事(みごと)なものぢや、乾(かはか)して置(お)くと押死(おつち)ぬべい、それ、勝手(かつて)に泳(およ)げ!』とひよいと、放(はふ)ると、濠(ほり)の水(みづ)へばちやりと落(お)ちた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)