“げんせう”の漢字の書き方と例文
語句割合
減少100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ前年ぜんねんさむさがきふおそうたときたねわづか二日ふつか相違さうゐおくれたむぎ意外いぐわい收穫しうくわく減少げんせうしたにが經驗けいけんわすることが出來できなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかるに政府せいふ海外かいぐわい保有ほいうして對外資金たいぐわいしきん段々だん/\減少げんせうしてて、六千萬圓まんゑんばかりになつたため段々だん/\爲替相場かはせさうばさがつてたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
したがつこの獲得くわくとくしたかね本年ほんねん輸入時期ゆにふじきいたつて拂出はらひだして減少げんせうしても、下半期しもはんき輸出超過ゆしゆつてうくわ時期じきまたふたゝこれ取返とりかへすことが出來できれば、非常ひじやう仕合しあはせである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
季節きせつあつくなればあめがあつて三ないうちには雜草ざつさうおどろくべき迅速じんそく發育はついくげる。それがいちじるしく作物さくもつ勢力せいりよく阻害そがいする。それだけ收穫しうくわく減少げんせうきたさねばならぬはずである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
公債發行予定額こうさいはつかうよていがくを五千九百萬圓まんゑんほど減少げんせうして一おく三千八百萬圓まんゑんとしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
卯平うへい時々とき/″\そとては豆腐とうふきつして自分じぶんぜんはしらぬことはあるのであつたが、それでも勘次かんじは三にんのみが家族かぞくであつたときよりも穀物こくもつ減少げんせうするりやうえてたことをたちまちにめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)