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長野
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ながの
ふりがな文庫
“
長野
(
ながの
)” の例文
日
(
ひ
)
一杯
(
いつぱい
)
……
無事
(
ぶじ
)
に
直江津
(
なほえつ
)
へ
上陸
(
じやうりく
)
したが、
時間
(
じかん
)
によつて
汽車
(
きしや
)
は
長野
(
ながの
)
で
留
(
と
)
まつた。
扇屋
(
あふぎや
)
だつたか、
藤屋
(
ふぢや
)
だつたか、
土地
(
とち
)
も
星
(
ほし
)
も
暗
(
くら
)
かつた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
つぎが、
長野
(
ながの
)
、
山田
(
やまだ
)
、藤堂氏の領上野、島ヶ原、大川原と、夜は夜で肩をかえ、江戸発足以来一
泊
(
ぱく
)
もしないで、やがて、柳生の里は、柳生対馬守
御陣屋
(
ごじんや
)
、江戸から百十三里です。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
次に
静岡
(
しずおか
)
、次に
浜松
(
はままつ
)
、それからさらに
大阪
(
おおさか
)
、
神戸
(
こうべ
)
、
京都
(
きょうと
)
、
金沢
(
かなざわ
)
、
長野
(
ながの
)
とまわって、
最後
(
さいご
)
に
甲府市
(
こうふし
)
へ来たときは、秋も
過
(
す
)
ぎ、冬も
越
(
こ
)
し、春も通りぬけて、ふたたび夏が来ていました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
磯部桜といえば上州の一つの名所になっていて、春は
長野
(
ながの
)
や
高崎
(
たかさき
)
、
前橋
(
まえばし
)
から見物に来る人が多いと、土地の人は誇っている。なるほど停車場に着くと直ぐに桜の多いのが誰の眼にもはいる。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
探偵小説家の
殿村昌一
(
とのむらしょういち
)
は、その夏、郷里
長野
(
ながの
)
県のS村へ帰省していた。
鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
▼ もっと見る
さうかと思ふと、その前に
長野
(
ながの
)
県から
何
(
なん
)
とか云ふ人が、
盗難見舞
(
たうなんみまひ
)
の手紙をよこした。これも未知の人だつた。それにも
係
(
かかは
)
らず、手紙の末に、あなたに序文を書いて
頂
(
いただ
)
いて
洵
(
まこと
)
に
難有
(
ありがた
)
いと書いてあつた。
偽者二題
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
早々鈴ヶ森の
村役人
(
むらやくにん
)
へ屆けければ村役人は其段訴へ出で
早速
(
さつそく
)
檢使の役人出張ありて改め等
相濟
(
あひす
)
み飛脚の
死骸
(
しがい
)
は十七屋孫兵衞方へ
引渡
(
ひきわた
)
しと相成けるとぞ其の
昔
(
むか
)
し
延文
(
えんぶん
)
康安
(
かうあん
)
の頃伊勢の
國司
(
こくし
)
長野
(
ながの
)
の城主
仁木右京大夫義長
(
につきうきやうだいふよしなが
)
は
己
(
おの
)
れが
擅横
(
ほしいまゝ
)
に太神宮の
御神領迄
(
ごしんりやうまで
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
長野
(
ながの
)
で
辨當
(
べんたう
)
を
買
(
か
)
つた
時
(
とき
)
に
情
(
なさけ
)
なかつた。
蓮
(
はす
)
に
人參
(
にんじん
)
に
臭
(
くさ
)
い
牛肉
(
ぎうにく
)
、
肴
(
さかな
)
と
云
(
い
)
ふのが
生燒
(
なまやけ
)
の
鹽引
(
しほびき
)
の
鮭
(
さけ
)
は
弱
(
よわ
)
る。……
稗澤山
(
ひえだくさん
)
もそ/\の、ぽんぽち
飯
(
めし
)
、あゝ/\
旅行
(
りよかう
)
はしなければ
可
(
よ
)
かつたと
思
(
おも
)
つた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
怪老人に、いちばん信用されている
長野
(
ながの
)
という部下です。
灰色の巨人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
頃日
(
このごろ
)
聞
(
き
)
く——
當時
(
たうじ
)
、
唯一
(
ゆいつ
)
の
交通機關
(
かうつうきくわん
)
、
江戸
(
えど
)
三度
(
さんど
)
と
稱
(
とな
)
へた
加賀藩
(
かがはん
)
の
飛脚
(
ひきやく
)
の
規定
(
さだめ
)
は、
高岡
(
たかをか
)
、
富山
(
とやま
)
、
泊
(
とまり
)
、
親不知
(
おやしらず
)
、
五智
(
ごち
)
、
高田
(
たかだ
)
、
長野
(
ながの
)
、
碓氷峠
(
うすひたうげ
)
を
越
(
こ
)
えて、
松井田
(
まつゐだ
)
、
高崎
(
たかさき
)
、
江戸
(
えど
)
の
板橋
(
いたばし
)
まで
下街道
(
しもかいだう
)
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“長野”で始まる語句
長野豊山
長野泊
長野縣
長野主膳
長野左衛門