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『偽者二題』
ふりがな文庫
『
偽者二題
(
にせものにだい
)
』
この夏僕のところへ、山形県から手紙が来た。手紙を出した人は、山崎操と云ふ人だつた。これが今迄、手紙を貰つたこともなければ逢つたこともない人だつた。 ところが、手紙をあけてみると、あなたに貸した百円の金を至急返してくれ、もし返してくれなければ …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
係
(
かかは
)
為替
(
がはせ
)
今日
(
けふ
)
況
(
いは
)
騙
(
かた
)
頂
(
いただ
)
吃驚
(
びつくり
)
憶
(
おぼ
)
早速
(
さつそく
)
看破
(
かんぱ
)
何
(
なん
)
猶更
(
なほさら
)
洵
(
まこと
)
難有
(
ありがた
)
長野
(
ながの
)
針久
(
はりきう
)
逢
(
あ
)
貸
(
か
)
生憎
(
あいにく
)
一人
(
ひとり
)
泊
(
とま
)
今迄
(
いままで
)
未
(
いま
)
山形
(
やまがた
)
告訴
(
こくそ
)
催促
(
さいそく
)
偽者
(
にせもの
)
仙台
(
せんだい
)