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追
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おひ
ふりがな文庫
“
追
(
おひ
)” の例文
「我が
影
(
かげ
)
の我を
追
(
おひ
)
けり
冬
(
ふゆ
)
の
月
(
つき
)
」と人之を
疑
(
うたが
)
ふ時は
柳
(
やなぎ
)
の
掛
(
かゝ
)
り
紙鳶
(
たこ
)
も
幽靈
(
いうれい
)
かと
思
(
おもひ
)
石地藏
(
いしぢざう
)
も
追剥
(
おひはぎ
)
かと
驚
(
おどろ
)
くが
如
(
ごと
)
し然ば大橋文右衞門の女房お政は
夫
(
をつと
)
の身の上を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右の岸もし斜にて次の
嚢
(
ボルジヤ
)
の中にくだるをえば、我等は心にゑがける
追
(
おひ
)
をまのかるべし 三一—三三
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
とてもこの青い小父さんの足もとにも
追
(
おひ
)
つかないほど、しなやかな体をして泳ぎました。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
四十歳を越した文豪の心は
予
(
かね
)
て愛くるしい
此
(
この
)
小娘に動かされて居て二人の間にデリカアな話が交換される。
其処
(
そこ
)
へ第一の夫人である女優マドレエヌが現れてアルマンを叱り
飛
(
とば
)
して
其
(
その
)
部屋へ
追
(
おひ
)
遣る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
われは人生に於て
是等
(
これら
)
以外に一種不可思議のものあるべきを信ず、
所謂
(
いはゆる
)
不可思議とは「カツスル、オフ、オトラントー」の中の出来事にあらず、「タムオーシヤンター」を
追
(
おひ
)
懸
(
か
)
けたる妖怪にあらず
人生
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
その不思議といふは、昔より此逃入村の人
手習
(
てならひ
)
をすれば天満宮の
祟
(
たゝり
)
ありとて一村の人皆
無筆
(
むひつ
)
なり。
他郷
(
たきやう
)
に
身
(
み
)
を
寄
(
よせ
)
て手習すれば
祟
(
たゝり
)
なし。しかれども村にかへれば日を
追
(
おひ
)
て
字
(
じ
)
を
忘
(
わす
)
れ、
終
(
つひ
)
には無筆となる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
分
(
わか
)
ちぬ、
風
(
かぜ
)
は
追
(
おひ
)
わけに。さて
見
(
み
)
ず
知
(
し
)
らず。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
入んが爲先妻へ無實の
汚名
(
をめい
)
を
負
(
おは
)
せ
追
(
おひ
)
出したる
旨
(
むね
)
九郎兵衞よりの
訴状面
(
そじやうめん
)
に見ゆるが此儀申
解
(
わけ
)
ありやと有に九助は全く以て
右樣
(
みぎやう
)
の事は御座なくと委細の
事故
(
ことがら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その不思議といふは、昔より此逃入村の人
手習
(
てならひ
)
をすれば天満宮の
祟
(
たゝり
)
ありとて一村の人皆
無筆
(
むひつ
)
なり。
他郷
(
たきやう
)
に
身
(
み
)
を
寄
(
よせ
)
て手習すれば
祟
(
たゝり
)
なし。しかれども村にかへれば日を
追
(
おひ
)
て
字
(
じ
)
を
忘
(
わす
)
れ、
終
(
つひ
)
には無筆となる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
私は五六歩先に歩いて居る
良人
(
をつと
)
に
追
(
おひ
)
附いて
斯
(
か
)
う云ひました。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
取片付
(
とりかたづけ
)
させ自分は
急
(
いそ
)
ぎのこと
故
(
ゆゑ
)
一足先へ出立して
後
(
あと
)
より
追
(
おひ
)
つくべしと申聞け日の暮頃
慈恩寺村
(
じおんじむら
)
を立出けるが時しも
享保
(
きやうほ
)
八年七月十六日にて
盂蘭盆
(
うらぼん
)
のことなれば村々にては
酒宴
(
さかもり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
“追”を含む語句
追付
追放
追掛
追駈
追懸
追立
追着
追従
追憶
追躡
追剥
追出
追懐
追駆
追風
追想
追手
追蒐
追從
追及
...