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角形
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かくけい
ふりがな文庫
“
角形
(
かくけい
)” の例文
雪催
(
ゆきもよ
)
いの
曇
(
くも
)
った
空
(
そら
)
に、
教会堂
(
きょうかいどう
)
のとがった三
角形
(
かくけい
)
の
屋根
(
やね
)
は、
黒
(
くろ
)
く
描
(
えが
)
き
出
(
だ
)
されていました。そして、かたわらの
小
(
ちい
)
さな
家
(
うち
)
から、ちらちらと
灯
(
あかり
)
がもれていました。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
饂飩
(
うどん
)
の
切
(
き
)
り
端
(
はし
)
は
皆
(
みな
)
一寸
(
ちよつと
)
一
箇所
(
かしよ
)
を
撮
(
つま
)
んで三
角形
(
かくけい
)
に
拵
(
こしら
)
へて
膳
(
ぜん
)
へ
並
(
なら
)
べて
佛壇
(
ぶつだん
)
へ
供
(
そな
)
へた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
つまり
木造
(
もくざう
)
草葺
(
くさふき
)
の三
角形
(
かくけい
)
の
屋根
(
やね
)
ばかりのバラツクであつた。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
頭
(
あたま
)
のとがった、三
角形
(
かくけい
)
の
赤
(
あか
)
いガラスの
建物
(
たてもの
)
は
傾斜
(
けいしゃ
)
した
丘
(
おか
)
の
上
(
うえ
)
にあって、かたむいていました。そして、この
建物
(
たてもの
)
には、ふしぎに
入
(
い
)
り
口
(
ぐち
)
がついていませんでした。
赤いガラスの宮殿
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
漸
(
やうや
)
く
整骨醫
(
せいこつい
)
の
門
(
もん
)
に
達
(
たつ
)
した。
整骨醫
(
せいこつい
)
の
家
(
いへ
)
はがら
竹
(
たけ
)
の
垣根
(
かきね
)
に
珊瑚樹
(
さんごじゆ
)
の
大木
(
たいぼく
)
が
掩
(
おほ
)
ひかぶさつて
陰氣
(
いんき
)
に
見
(
み
)
えて
居
(
ゐ
)
た。
戸板
(
といた
)
を三
角形
(
かくけい
)
に
合
(
あは
)
せて
駕籠
(
かご
)
のやうに
拵
(
こしら
)
へたのが
垣根
(
かきね
)
の
内
(
うち
)
に
置
(
お
)
かれてあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
四
角形
(
かくけい
)
というよりは、いくらか
長方形
(
ちょうほうけい
)
で、
金色
(
きんいろ
)
にめっきがしてあり、
左右
(
さゆう
)
の
柱
(
はしら
)
には、ぶどうのつるがからんでいて、はとのとんでいる
浮
(
う
)
きぼりがしてあるので、いつ
見
(
み
)
ても
平和
(
へいわ
)
な
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
白
(
しろ
)
い
石
(
いし
)
の
破片
(
はへん
)
に、
他
(
た
)
の
色
(
いろ
)
とまじって、ひときわ
白
(
しろ
)
く
光沢
(
こうたく
)
を
放
(
はな
)
ち、
塩
(
しお
)
などの
結晶
(
けっしょう
)
のように
見
(
み
)
えるのです。
方解石
(
ほうかいせき
)
だけは、
割
(
わ
)
っても、
割
(
わ
)
っても、四
角形
(
かくけい
)
に
割
(
わ
)
れる
特徴
(
とくちょう
)
を
有
(
ゆう
)
していました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“角形”の意味
《名詞》
角 形(かくがた)
四角い形。
(出典:Wiktionary)
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“角”で始まる語句
角
角力
角笛
角張
角帯
角屋
角々
角樽
角立
角兵衛獅子