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白犬
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しろいぬ
ふりがな文庫
“
白犬
(
しろいぬ
)” の例文
三
人
(
にん
)
の
子供
(
こども
)
らは、いつしか
飴
(
あめ
)
チョコを
箱
(
はこ
)
から
出
(
だ
)
して
食
(
た
)
べたり、そばを
離
(
はな
)
れずについている、
白犬
(
しろいぬ
)
のポチに
投
(
な
)
げてやったりしていました。
飴チョコの天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
白い絹糸の毛をはやした大きなオモチャの
白犬
(
しろいぬ
)
を、だいじそうにかかえて、小林君といっしょに、二階からおりてきました。
探偵少年
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
見らるる如く某は、この
辺
(
あたり
)
の
猟師
(
かりうど
)
に事ふる、猟犬にて候が。ある時
鷲
(
わし
)
を
捉
(
とっ
)
て押へしより、名をば
鷲郎
(
わしろう
)
と呼ばれぬ。こは鷲を
捉
(
と
)
りし
白犬
(
しろいぬ
)
なれば、
鷲白
(
わししろ
)
といふ心なるよし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
第一
(
だいいち
)
、
其
(
その
)
魔
(
ま
)
ものとはどんなものか、と
突懸
(
つゝかゝ
)
つて
訊
(
き
)
きますと、
其
(
そ
)
の
盲人
(
めくら
)
ニヤリともせず、
眞實
(
まじめ
)
な
顏
(
かほ
)
をしまして、
然
(
さ
)
れば、
然
(
さ
)
れば
先
(
ま
)
づ、
守宮
(
やもり
)
が
冠
(
かんむり
)
を
被
(
かぶ
)
つたやうな、
白犬
(
しろいぬ
)
が
胴伸
(
どうの
)
びして
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
疳癪
(
かんしやく
)
がおこつた
時
(
とき
)
には
表
(
おもて
)
の
米屋
(
こめや
)
が
白犬
(
しろいぬ
)
を
擲
(
は
)
ると
思
(
おも
)
ふて
私
(
わたし
)
の
家
(
うち
)
の
洗
(
あら
)
ひかへしを
光澤出
(
つやだ
)
しの
小槌
(
こづち
)
に、
碪
(
きぬた
)
うちでも
遣
(
や
)
りに
來
(
き
)
て
下
(
くだ
)
され、それならばお
前
(
まへ
)
さんも
人
(
ひと
)
に
憎
(
にく
)
まれず
私
(
わたし
)
の
方
(
はう
)
でも
大助
(
おほだす
)
かり
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
「ここの
犬
(
いぬ
)
は、
狂犬
(
きょうけん
)
ですか。」と、
女
(
おんな
)
は、たずねました。
彼
(
かれ
)
は、
白犬
(
しろいぬ
)
が、
子供
(
こども
)
を
捨
(
す
)
てられたために、
気
(
き
)
が
狂
(
くる
)
っているのだということを
話
(
はな
)
しますと
酒屋のワン公
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
天にのぼる
白犬
(
しろいぬ
)
天空の魔人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ジャックは、
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
へ
深
(
ふか
)
く
入
(
はい
)
ってゆきました。
彼
(
かれ
)
の
後
(
あと
)
からは、びっこの
白犬
(
しろいぬ
)
と、
耳
(
みみ
)
の
垂
(
た
)
れた
斑犬
(
まだらいぬ
)
がついていきました。
花の咲く前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々