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碪
ふりがな文庫
“碪”の読み方と例文
読み方
割合
きぬた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぬた
(逆引き)
江戸演劇に用ひらるる鳴物は
独
(
ひと
)
り三絃の合方のみに
留
(
とど
)
まらず
本釣鐘
(
ほんつりがね
)
、
時
(
とき
)
の鐘、波の音、風の音、
雨車
(
あまぐるま
)
の如きを初めとし、
谺
(
こだま
)
、
碪
(
きぬた
)
、
虫笛
(
むしぶえ
)
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この狂言では桃井家の後室
碪
(
きぬた
)
の前がこの古城にかくれ棲み、妖怪といつわって家再興の味方をあつめるという筋で、若殿陸次郎などというのもある。
小坂部伝説
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
疳癪がおこつた時には表の米屋が白犬を
擲
(
は
)
ると思ふて私の家の洗ひかへしを
光沢出
(
つやだ
)
しの
小槌
(
こづち
)
に、
碪
(
きぬた
)
うちでも遣りに来て下され、それならばお前さんも人に憎くまれず私の方でも大助り
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
碪(きぬた)の例文をもっと
(7作品)
見る
碪
漢検1級
部首:⽯
14画
“碪”を含む語句
鉄碪
碪手青磁
鐵碪臺
“碪”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
樋口一葉
永井荷風
北大路魯山人
岡本綺堂