わたしは帝劇のために「小坂部姫」をかいた。それを書くことに就いて参考のために、小坂部のことをいろいろ調べてみたが、どうも確かなことが判らない。伝説の方でも播州姫路の小坂部といえば誰も知っている。芝居の方でも小坂部といえば、尾上家に取っては家 …
著者 | 岡本綺堂 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 戯曲 |
初出 | 「演芸画報」1925(大正14)年2月号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約7分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約12分(300文字/分) |