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きぬた
ふりがな文庫
“きぬた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
砧
88.1%
碪
10.4%
擣衣
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砧
(逆引き)
卯の花の礼心には、
砧
(
きぬた
)
まき、紅梅餅、と思っただけで、広小路へさえ
急足
(
いそぎあし
)
、そんな暇は貰えなかったから訪ねる事が出来なかった。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きぬた(砧)の例文をもっと
(50作品+)
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碪
(逆引き)
この狂言では桃井家の後室
碪
(
きぬた
)
の前がこの古城にかくれ棲み、妖怪といつわって家再興の味方をあつめるという筋で、若殿陸次郎などというのもある。
小坂部伝説
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
きぬた(碪)の例文をもっと
(7作品)
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擣衣
(逆引き)
さびしとは世のつね、命つれなくさへ思はれぬ。
擣衣
(
きぬた
)
の
音
(
おと
)
に
交
(
まじ
)
りて聞えたるいかならん。
三
(
み
)
つ
口
(
くち
)
など
囃
(
はや
)
して小さき子の大路を走れるは、さも淋しき物のをかしう聞ゆるやと
浦山
(
うらやま
)
しくなん。
あきあはせ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
きぬた(擣衣)の例文をもっと
(1作品)
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