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しろいぬ
ふりがな文庫
“しろいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
白犬
80.0%
白狗
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白犬
(逆引き)
見らるる如く某は、この
辺
(
あたり
)
の
猟師
(
かりうど
)
に事ふる、猟犬にて候が。ある時
鷲
(
わし
)
を
捉
(
とっ
)
て押へしより、名をば
鷲郎
(
わしろう
)
と呼ばれぬ。こは鷲を
捉
(
と
)
りし
白犬
(
しろいぬ
)
なれば、
鷲白
(
わししろ
)
といふ心なるよし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
第一
(
だいいち
)
、
其
(
その
)
魔
(
ま
)
ものとはどんなものか、と
突懸
(
つゝかゝ
)
つて
訊
(
き
)
きますと、
其
(
そ
)
の
盲人
(
めくら
)
ニヤリともせず、
眞實
(
まじめ
)
な
顏
(
かほ
)
をしまして、
然
(
さ
)
れば、
然
(
さ
)
れば
先
(
ま
)
づ、
守宮
(
やもり
)
が
冠
(
かんむり
)
を
被
(
かぶ
)
つたやうな、
白犬
(
しろいぬ
)
が
胴伸
(
どうの
)
びして
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
しろいぬ(白犬)の例文をもっと
(8作品)
見る
白狗
(逆引き)
井崎八郎と
白狗
(
しろいぬ
)
の勘次は、平次の僞手紙に釣られるとも知らず、宵闇の中を
相生町
(
あひおひちやう
)
から深川の方へ向ひました。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「解りましたよ、親分、——浪人は
井崎八郎
(
いざきはちろう
)
、
北国者
(
ほっこくもの
)
で剣術も学問も大なまくらだが、
押借
(
おしがり
)
の名人、遊び人の方は
白狗
(
しろいぬ
)
の
勘次
(
かんじ
)
という
小博奕打
(
こばくちうち
)
、これも筋のよくねえ人間だ」
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「解りましたよ、親分。——浪人は井崎八郎、北國者で劍術も學問も大なまくらだが、
押借
(
おしがり
)
の名人、遊び人の方は
白狗
(
しろいぬ
)
の勘次といふ
小博奕打
(
こばくちうち
)
、これも筋のよくねえ人間だ」
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
壁の穴の向うと此方で、井崎八郎と
白狗
(
しろいぬ
)
の勘次は話を始めました。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しろいぬ(白狗)の例文をもっと
(2作品)
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