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正雄
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まさお
ふりがな文庫
“
正雄
(
まさお
)” の例文
その
後
(
あと
)
でも、おそらくボンはほえたかしれません。けれど
正雄
(
まさお
)
はよく
眠
(
ねむ
)
ってしまいましたから、なにごとも
知
(
し
)
らなかったのであります。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
正雄
(
まさお
)
や、もうこれからけっして、こんなものをおもらいでないよ。そして、さっそく
明日
(
あした
)
、この
品物
(
しなもの
)
をその
子供
(
こども
)
にお
返
(
かえ
)
しなさいよ。」
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
のこと、
戸口
(
とぐち
)
から
尾
(
お
)
を
振
(
ふ
)
りながら
入
(
はい
)
ってきた
犬
(
いぬ
)
があります。なんの
気
(
き
)
なしに、その
犬
(
いぬ
)
を
見
(
み
)
ますと、
正雄
(
まさお
)
は
驚
(
おどろ
)
いて
声
(
こえ
)
をあげました。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正雄
(
まさお
)
は、
家
(
うち
)
の
前
(
まえ
)
で
遊
(
あそ
)
んでいますと、
金魚
(
きんぎょ
)
売
(
う
)
りが
通
(
とお
)
りました。
金魚
(
きんぎょ
)
売
(
う
)
りは、みんなを
見
(
み
)
ると、
金魚
(
きんぎょ
)
のはいっているおけを
地
(
ち
)
に
下
(
お
)
ろしました。
青いボタン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ありがとう。できたら、
林
(
はやし
)
へいって、
二人
(
ふたり
)
で、
小鳥
(
ことり
)
を
呼
(
よ
)
び
寄
(
よ
)
せる、
競争
(
きょうそう
)
をしようじゃないか。」と、
正雄
(
まさお
)
は、いいました。
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
明
(
あ
)
くる
日
(
ひ
)
の
昼
(
ひる
)
ごろ、
正雄
(
まさお
)
さんは、
海辺
(
うみべ
)
へいってみますと、いつのまにやら、
昨日
(
きのう
)
見
(
み
)
た
空色
(
そらいろ
)
の
着物
(
きもの
)
を
着
(
き
)
た
子供
(
こども
)
がきていまして
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いいえ、どうしてもそれは
僕
(
ぼく
)
の
家
(
うち
)
の
犬
(
いぬ
)
ですから、
連
(
つ
)
れていってはいけません。」と、
正雄
(
まさお
)
は、あくまでもいいはりました。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「もう、
正雄
(
まさお
)
は、あかぎれができたのね。
伯母
(
おば
)
さんの
家
(
いえ
)
へいって、へちまの
水
(
みず
)
をもらってくるといいわ。」といいました。
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なんで、
黙
(
だま
)
っていったんだろうか? そして、
手紙
(
てがみ
)
もくれないのだろうか。
遠
(
とお
)
い
国
(
くに
)
ってどちらの
方
(
ほう
)
なんだろう……。」と、
正雄
(
まさお
)
は
思
(
おも
)
いました。
青いボタン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正雄
(
まさお
)
さんは
喜
(
よろこ
)
んで、その
日
(
ひ
)
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
って、お
母
(
かあ
)
さんやお
父
(
とう
)
さんに
見
(
み
)
せますと、ご
両親
(
りょうしん
)
さまは、たいそうびっくりなさって
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学校
(
がっこう
)
では、
正雄
(
まさお
)
も、いっしょになって
悪口
(
わるくち
)
をいった
一人
(
ひとり
)
なのでした。なかには、まったくそんな
悪口
(
わるくち
)
などをいわずに、
黙
(
だま
)
っていた
生徒
(
せいと
)
もありました。
青いボタン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どれ、
清
(
せい
)
ちゃんと、
林
(
はやし
)
へいって、やまがらを
呼
(
よ
)
ぼうや。」と、
正雄
(
まさお
)
は、また
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
しました。いつしか、
楽
(
たの
)
しい
秋
(
あき
)
も
過
(
す
)
ぎ、
雪
(
ゆき
)
の
降
(
ふ
)
る
冬
(
ふゆ
)
がきました。
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行