“来:らい” の例文
“来:らい”を含む作品の著者(上位)作品数
吉川英治4
浅野和三郎1
芥川竜之介1
薄田泣菫1
鈴木三重吉1
“来:らい”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ(児童)50.0%
哲学 > 東洋思想 > 経書14.3%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼が二階へ持って上がった、らい了戒りょうかいを仕込んである白木の杖——それが、金吾の左の手に招き寄せられたので、
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
房州ぼうしゅうとかは百ねんらいためしがないとわれるほどの惨害ざんがいこうむったのでした。
もう近頃では、この愛刀らい了戒りょうかいさえ抜いてみる気になれない自分だ。おそろしくて抜けないのである。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孟達の首が洛陽の市にさらされて、その罪状と戦況が知れわたるや、蜀軍らいにおびえていた洛陽の民は、にわかな春の訪れに会ったように、
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その中にヒマラヤ天文台は過日らいの報告よりも更に驚愕すべき報道を発した。左の如くに、
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
「あれは君、有島君兄弟ぢやないか。毛唐と見違ふなんて随分だね。」皆は声を立てて笑つた。「ぢや、一つ紹介ひきあはせをしよう。こつちへ来たまへ、五らい君。」
と、にわかに気がついた竹童は、数日らい不眠不休ふみんふきゅうの活動に、ともすると眠くなる目をこすりながら、ふたたび、クロに乗って富士の裾野すそのへ舞いもどった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「先生らい」と学生の一群は篠田を擁してをどり行きぬ、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
れにおうを告げて、らいを知る者なりと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
いのち嬉しき撰集せんじふのさた らい
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
籐椅子とういすにあれば草木花鳥らい
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
らいじゃない」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そのため、東京市中や市外の要所々々にも歩哨ほしょうが立ち、暴徒しゅうらい等の流言にびくびくしていた人たちもすっかり安神あんしんしましたし、混雑につけ入って色んな勝手なことをしがちな、市中一たいのちつじょもついて来ました。
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「当行学院御院主、昨秋らい関東御巡錫中ごじゅんしゃくちゅうの故を以て、その留守を預かる院代いんだい玄長げんちょうと申す者じゃ。邪魔立て致すとは何を暴言申さるるか、霊地の庭先荒さば仏罰ぶつばつ覿面てきめんに下り申すぞッ」
四五日らいの強行軍と、食糧不足のために、綿のように、疲れ切った皆の頭脳あたまに、この近くなるにれて激しくなる銃声を聞いて、引き締まるような緊張味を感じて、おのずと自分の足音さえが鼓膜に響くように思われたときであった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
「おそらくは、尊氏の敗戦で脱陣したものでございましょう。さきごろらい、大江山に立ち往生して、進みもせず、もどりもせぬ一陣の兵がいるとは聞いていました。ところがその佐々木道誉、ぬけぬけと、山を降りて、佐女牛へおちつき込んだではございませぬか」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)