“惨害”のいろいろな読み方と例文
旧字:慘害
読み方割合
さんがい83.3%
ざんがい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先の空襲で、全市にわたる爆撃をうけたときは、覚悟していた以上の惨害さんがいこうむったので、一時は気が変になったほどだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは、東京の深川本所に大海嘯おおつなみを起して、多くの人命を奪ったばかりでなく、湘南しょうなん各地の別荘にも、可なりヒドイ惨害さんがいこうむらせたのであった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
房州ぼうしゅうとかは百ねんらいためしがないとわれるほどの惨害ざんがいこうむったのでした。