トップ
>
書
>
が
ふりがな文庫
“
書
(
が
)” の例文
おや、おや、その代り、いやなト
書
(
が
)
きが附いて居る。その代り『
伉儷
(
かうれい
)
得難かるべし、縁談すべて望なし、
愼
(
つゝ
)
しむべし、愼しむべし』
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
土地
(
とち
)
で
病
(
や
)
み
患
(
わづら
)
ひをしたのは、
其方
(
そち
)
の
見立
(
みた
)
て
書
(
が
)
きがないと、
江戸表
(
えどおもて
)
へ
通
(
とほ
)
らないことは、かねがね
聞
(
き
)
いてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
題辞の書体は
固
(
もと
)
より一様でない。あるものは
閑
(
ひま
)
に任せて
叮嚀
(
ていねい
)
な
楷書
(
かいしょ
)
を用い、あるものは心急ぎてか
口惜
(
くや
)
し
紛
(
まぎ
)
れかがりがりと壁を
掻
(
か
)
いて
擲
(
なぐ
)
り
書
(
が
)
きに彫りつけてある。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それには
但
(
ただ
)
し
書
(
が
)
きまで付いていて、宮方へ行き合う節は
御供頭
(
おともがしら
)
へその
旨
(
むね
)
を通じ、公使から相当の礼式があれば
御会釈
(
ごえしゃく
)
もあるはずだというようなことまで規定されている。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
されども
心用
(
こゝろもち
)
ひ一つにて
惡筆
(
あくひつ
)
なりとも
見
(
み
)
よげのしたゝめ
方
(
かた
)
はあるべきと、
達者
(
たつしや
)
めかして
筋
(
すぢ
)
もなき
走
(
はし
)
り
書
(
が
)
きに
人
(
ひと
)
よみがたき
文字
(
もじ
)
ならば
詮
(
せん
)
なし、お
作
(
さく
)
の
手
(
て
)
はいかなりしか
知
(
し
)
らねど
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
左に
抜
(
ぬ
)
き
書
(
が
)
きしたのは、かれがいよいよ朝倉先生夫妻とともに
空林庵
(
くうりんあん
)
を引きあげることになった前日あたりに書かれたものらしいが、そのころの、明るいとも暗いともつかない
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ではこの後い
但
(
ただ
)
し
書
(
が
)
きを
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ほんの
僅
(
わづ
)
かな
藥禮
(
やくれい
)
を
受
(
う
)
けて、
見立
(
みた
)
て
書
(
が
)
きを
認
(
したゝ
)
めたと
聞
(
き
)
き、
實
(
じつ
)
に
感心
(
かんしん
)
したのだ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
醫道
(
いだう
)
の
表
(
おもて
)
から
申
(
まを
)
しますれば、
死
(
し
)
んだものを
生
(
い
)
きてゐるとして、
白々
(
しら/″\
)
しい
見立
(
みた
)
て
書
(
が
)
きで、
上
(
かみ
)
を
僞
(
いつは
)
るのは、
重
(
おも
)
い
罪
(
つみ
)
に
當
(
あた
)
りませうが、これもまア、五
萬
(
まん
)
三
千石
(
ぜんごく
)
の一
家中
(
かちう
)
を
助
(
たす
)
けると
思
(
おも
)
うていたしました。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“書”を含む語句
文書
添書
書籍
表書
艶書
遺書
上書
書状
筋書
書物
口書
能書
書記
読書
書面
草書
御書
手書
願書
書机
...