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伉儷
ふりがな文庫
“伉儷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かうれい
60.0%
こうれい
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうれい
(逆引き)
おや、おや、その代り、いやなト
書
(
が
)
きが附いて居る。その代り『
伉儷
(
かうれい
)
得難かるべし、縁談すべて望なし、
愼
(
つゝ
)
しむべし、愼しむべし』
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
(予は今日にして、子爵の独身生活の理由を発見し得たるを覚ゆ)若し予にして満村を殺害せんか、子爵と明子とが
伉儷
(
かうれい
)
を
完
(
まつた
)
うせんは、必しも難事にあらず。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
伉儷(かうれい)の例文をもっと
(3作品)
見る
こうれい
(逆引き)
父の定めた
伉儷
(
こうれい
)
が成立してみれば、自分の作った恋愛はあきらめなければならぬ、それをあきらめると、当然一人の犠牲者を出さなけりゃならぬ、この場合の失恋者が
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
抽斎の岡西氏徳を
娶
(
めと
)
ったのは、その兄玄亭が
相貌
(
そうぼう
)
も才学も人に優れているのを見て、この人の妹ならと思ったからである。然るに
伉儷
(
こうれい
)
をなしてから見ると、才貌共に予期したようではなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
伉儷(こうれい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“伉儷”の意味
《名詞》
夫婦。つれあい。
(出典:Wiktionary)
伉
漢検1級
部首:⼈
6画
儷
漢検1級
部首:⼈
21画
“伉”で始まる語句
伉侠
“伉儷”のふりがなが多い著者
ステファヌ・マラルメ
中里介山
森鴎外
芥川竜之介
野村胡堂