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救
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すくひ
如何なる罪やあらげなく
閉てらるる扉に
袂を
介まれて、もしもしと
救を呼ぶなど、
未だ都を離れざるにはや旅の
哀を見るべし。
救しなり
或時彼の四人
打寄て
耳語やう又七
事是迄種々非道になすと雖も此家を
出行景色なし
此上は如何せんと
相談しけるにお
常は
膝を
進め是は
毒藥を
……
貴下の
前でござりますが、
我ながら
愛想の
盡きた
不身持でござりまして、
毎々男の
面目玉が
溝漬の
茄子に
成らうとする
處を、
幾度お
救を
頂いたか
分りません。
其後、
魏、
趙を
伐つ。
趙、
急なり。
救を
齊に
請ふ。
齊の
威王、
孫臏を
將とせんと
欲す。
臏、
辭謝して
曰く、
(三一)『
刑餘の
人、
不可なり』と。
是に
於て
乃ち
田忌を
以て
將となして、
孫子を
師となす。