“救出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すくいだ75.0%
きゅうしゅつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十九年前蘇武に従って胡地こちに来た常恵じょうけいという者が漢使にって蘇武の生存を知らせ、このうそをもって救出すくいだすように教えたのであった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
玉村父子救出すくいだしの見込みが立つと、明智はもう、その場にクズクズはしていなかった。彼は早くも、妙子さんの姿のないことを見て取り、文代に尋ねると
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「ただ今、滝川殿のご家中に守られて、伊丹城の獄内につながれていた黒田官兵衛どのが、お味方の手に救出きゅうしゅつされてこれへ運ばれて参りました。どこへお通し申しあげますか」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
官兵衛かんべえ救出きゅうしゅつ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)