トップ
>
抗
>
こう
ふりがな文庫
“
抗
(
こう
)” の例文
冬
(
ふゆ
)
へかけての
旅
(
たび
)
は、
烈
(
はげ
)
しい
北風
(
きたかぜ
)
に
抗
(
こう
)
して
進
(
すす
)
まなければならなかった。
年
(
とし
)
とったがんは、みんなを
引
(
ひ
)
き
連
(
つ
)
れているという
責任
(
せきにん
)
を
感
(
かん
)
じていました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
当時
(
とうじ
)
幕府の進歩派
小栗上野介
(
おぐりこうずけのすけ
)
の
輩
(
はい
)
のごときは
仏蘭西
(
フランス
)
に結びその力を
仮
(
か
)
りて以て幕府統一の
政
(
まつりごと
)
をなさんと
欲
(
ほっ
)
し、
薩長
(
さっちょう
)
は英国に
倚
(
よ
)
りてこれに
抗
(
こう
)
し
互
(
たがい
)
に
掎角
(
きかく
)
の
勢
(
いきおい
)
をなせり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
千代子は夫の説明を聞いても、怖いもの見たさの奇妙な誘惑に
抗
(
こう
)
し難くて、
再
(
ふたたび
)
三度
(
みたび
)
、この廣介のいたずら半分のレンズ装置を、覗き直して見ないではいられませんでした。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
出して貰う
仕儀
(
しぎ
)
に成るかも知れぬと
斯
(
こう
)
思ッた者ですから是が段々と
抗
(
こう
)
じて来て
終
(
つい
)
に殺して仕舞う心にも成り
間
(
ま
)
がな隙がな藻西太郎に
説附
(
ときつ
)
けて到頭彼れに同意させ
果
(
はて
)
は手ずから短刀を
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
この人は幕府の末年に勝氏と意見を
異
(
こと
)
にし、
飽
(
あ
)
くまでも徳川の政府を
維持
(
いじ
)
せんとして力を
尽
(
つく
)
し、政府の軍艦
数艘
(
すうそう
)
を
率
(
ひき
)
いて
箱館
(
はこだて
)
に
脱走
(
だっそう
)
し、西軍に
抗
(
こう
)
して
奮戦
(
ふんせん
)
したれども、ついに
窮
(
きゅう
)
して
降参
(
こうさん
)
したる者なり。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
武田
(
たけだ
)
は、
先生
(
せんせい
)
の
権幕
(
けんまく
)
に
抗
(
こう
)
しがたいと
知
(
し
)
ると、
自分
(
じぶん
)
から
席
(
せき
)
を
出
(
で
)
て、
先生
(
せんせい
)
のいられる
教壇
(
きょうだん
)
の
前
(
まえ
)
へきて
立
(
た
)
ちました。
先生
(
せんせい
)
は
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
戦争中国内の
有様
(
ありさま
)
を
察
(
さっ
)
すれば
所在
(
しょざい
)
の
不平士族
(
ふへいしぞく
)
は日夜、
剣
(
けん
)
を
撫
(
ぶ
)
して官軍の
勢
(
いきおい
)
、利ならずと見るときは
蹶起
(
けっき
)
直
(
ただち
)
に政府に
抗
(
こう
)
せんとし、すでにその
用意
(
ようい
)
に
着手
(
ちゃくしゅ
)
したるものもあり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
抗
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“抗”を含む語句
抵抗
反抗
抗議
抵抗力
拮抗
抗争
抗弁
無抵抗
抗辯
不可抗力
抗抵
対抗
抗言
手抗
對抗
反抗心
不可抗
界磁抵抗器
武力抗争
敵抗
...