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手抗
ふりがな文庫
“手抗”の読み方と例文
読み方
割合
てむか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てむか
(逆引き)
「おのれ、まだ無用な
手抗
(
てむか
)
いをしているかッ」と、十手をもって、骨ぶしの砕けるほど、源次の肩を
撲
(
なぐ
)
りつけた。——で、その途端。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この内に、御不審のかかった人間が潜伏しおるとの
報
(
し
)
らせである。
手抗
(
てむか
)
う者は、
用捨
(
ようしゃ
)
なく六波羅へ曳くぞ。邪魔するな」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むろん、唖男をつかまえた時に、ひどい
手抗
(
てむか
)
いをされて
懲
(
こ
)
りている例があるから、二人のほかにも辻々には捕手がびっしりと影を沈めこんでいる。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手抗(てむか)の例文をもっと
(11作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
抗
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭