“抗弁”のいろいろな読み方と例文
旧字:抗辯
読み方割合
こうべん83.3%
つっけえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶次郎は、さかしげな鼻の穴をつんと上へ向けた。そして叔父の意を解しかねるといった顔つきで抗弁こうべんした。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「野球のマスクと違いますよ、お父さん」弦三は躍起やっきになって抗弁こうべんしたのだった。「いまに日本が外国と戦争するようになるとこの瓦斯ガスマスクが、是非必要になるんです。 ...
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
多「あんなに母様かゝさま抗弁つっけえごとをしては宜くねえわな」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)