“抗言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらが50.0%
あらがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は僅かに上靴と寝間着と夜帽しか着けていないのだと抗言あらがって見たところで、また当時自分は風邪を引いていると争ったところで
「旦那え。……大旦那え。お白洲しらす浄玻璃じょうはりの鏡。もうそんなムダな抗言あらがいはおよしなすって、神妙にちっとでも罪を軽くしていただきなすった方がおよろしいんじゃございませんか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)