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惡黨
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あくたう
ふりがな文庫
“
惡黨
(
あくたう
)” の例文
新字:
悪党
營
(
いとな
)
み其後罷り歸り候節中仙道熊谷土手にて越後浪人新藤市之丞と申す夫婦の
者
(
もの
)
惡漢
(
わるもの
)
に
取卷
(
とりまか
)
れ難儀致し候を見るに忍びず某がし
惡黨
(
あくたう
)
を
追散
(
おひちら
)
し夫婦を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
惡黨
(
あくたう
)
で、お國を奪られた怨みを忘れ難く、この計畫を命取り仕事にまで押しあげたのは
詮方
(
せんかた
)
もないことでした。
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
カピ妻 では、
其方
(
そなた
)
は、
殺
(
ころ
)
した
當
(
たう
)
の
惡黨
(
あくたう
)
が
尚
(
まだ
)
存
(
ながら
)
へてゐくさるのを、
然程
(
さほど
)
にはお
泣
(
な
)
きゃらぬな?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
彼
(
あ
)
の
人達
(
ひとたち
)
の
不奉公
(
ぶほうこう
)
を
私
(
わたし
)
の
心
(
こゝろ
)
の
反射
(
はんしや
)
だと
悟
(
さと
)
つたからの
事
(
こと
)
、
世間
(
せけん
)
に
當
(
あ
)
てもなく
人
(
ひと
)
を
苦
(
くる
)
しめる
惡黨
(
あくたう
)
もなければ、
神樣
(
かみさま
)
だとて
徹頭徹尾
(
てつとうてつび
)
惡
(
わる
)
い
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
い
人
(
ひと
)
に
歎
(
なげ
)
きを
見
(
み
)
せるといふ
事
(
こと
)
は
遊
(
あそ
)
ばすまい、
何故
(
なぜ
)
ならば
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
雪
(
すゝ
)
ぐ事感ずるに餘りあり又橋本町家主八右衞門并に
駕籠舁
(
かごかき
)
權三助十其方共彦三郎が孝心を感じ證人となりて
惡黨
(
あくたう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
ヂュリ (傍を向き)
惡黨
(
あくたう
)
と
彼
(
あ
)
の
人
(
ひと
)
では
大
(
おほ
)
きな
相違
(
ちがひ
)
ぢゃ!……
神樣
(
かみさま
)
、あの
者
(
もの
)
を
赦
(
ゆる
)
させられませ! わたしは
眞實
(
しんじつ
)
赦
(
ゆる
)
してゐます。とは
言
(
い
)
へ、
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
すと、
悲
(
かな
)
しうてなりませぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
思
(
おも
)
へば
私
(
わたし
)
は
惡黨
(
あくたう
)
人
(
ひと
)
でなし、いたづら
者
(
もの
)
の
不義者
(
ふぎもの
)
の、まあ
何
(
なん
)
といふ
心得違
(
こゝろえちが
)
ひ、と
辻
(
つじ
)
に
立
(
た
)
つて
歩
(
あゆ
)
みも
得
(
え
)
やらず、
横町
(
よこちやう
)
の
角
(
かど
)
二
(
ふた
)
つ
曲
(
まが
)
りて
今
(
いま
)
は
我家
(
わがや
)
の
軒
(
のき
)
は
見
(
み
)
えぬを、
振
(
ふり
)
かへりては
熱
(
あつ
)
き
涙
(
なみだ
)
のはら/\とこぼれぬ。
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
惡黨
(
あくたう
)
と云ふ事
疾
(
とく
)
に知れて有るぞ又々吟味せば舊惡有るべし
苦痛
(
くつう
)
せぬ
中
(
うち
)
白状致せと申さるれども人殺夜盜の覺えなしと
云
(
いふ
)
故
(
ゆゑ
)
入牢
(
じゆらう
)
させ
置
(
おき
)
嚴敷
(
きびしく
)
拷問
(
がうもん
)
に及びしかど白状せぬにより妻子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
惡黨
(
あくたう
)
!
何
(
なん
)
で
眞中
(
まんなか
)
へ
飛込
(
とびこ
)
んだんぢゃ
足下
(
おぬし
)
は!
足下
(
おぬし
)
の
腕
(
うで
)
の
下
(
した
)
でやられた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
惡
部首:⼼
12画
黨
部首:⿊
20画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
惡魔
惡漢
惡巧
惡者
惡人