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大役
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たいやく
ふりがな文庫
“
大役
(
たいやく
)” の例文
これからはいよ/\お
民
(
たみ
)
どの
大役
(
たいやく
)
なり、
前門
(
ぜんもん
)
の
虎
(
とら
)
、
後門
(
こうもん
)
の
狼
(
おほかみ
)
、
右
(
みぎ
)
にも
左
(
ひだり
)
にも
怕
(
こわ
)
らしき
奴
(
やつ
)
の
多
(
おほ
)
き
世
(
よ
)
の
中
(
をか
)
、あたら
美玉
(
びぎよく
)
に
疷
(
きず
)
をつけ
給
(
たま
)
ふは
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
この老人は
応対
(
おうたい
)
のうまいというのが
評判
(
ひょうばん
)
の人であったから、ふたりの
使
(
つか
)
いがこの人にむかっての
告
(
つ
)
げ
人
(
びと
)
の
口上
(
こうじょう
)
はすこぶる
大役
(
たいやく
)
であった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ものの
數
(
かず
)
ならぬ
某
(
それがし
)
に
然
(
さ
)
る
大役
(
たいやく
)
を
命
(
おほ
)
せつけ
下
(
くだ
)
され
候
(
さふらふ
)
こと、
一世
(
いつせい
)
の
面目
(
めんぼく
)
に
候
(
さふら
)
へども、
暗愚斗筲
(
あんぐとせう
)
の
某
(
それがし
)
、
得
(
え
)
て
何事
(
なにごと
)
をか
仕出
(
しい
)
だし
候
(
さふらふ
)
べき
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「うん、あいつのとくいのやりくちだ。……どうだ、小林君、むしゃぶるいが出ないかね。こんどは、きみに
大役
(
たいやく
)
をつとめてもらうつもりだよ。」
奇面城の秘密
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
だが、私に
大役
(
たいやく
)
をお
委
(
まか
)
せになっても、若し私自身が、その結社の一員だったら、閣下は一体どうなさる御考えですか
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
あれかこれかと
考
(
かんが
)
えてみますと、さしあたり
源頼政
(
みなもとのよりまさ
)
の
外
(
ほか
)
に、この
大役
(
たいやく
)
をしおおせるものがございません。そこで
相談
(
そうだん
)
がきまって、
頼政
(
よりまさ
)
が
呼
(
よ
)
びだされることになりました。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
が、ふしぎな
大役
(
たいやく
)
、いいつけられた、呂宋兵衛のほうでも、なんだかムズムズ油がのる。
秀吉公
(
ひでよしこう
)
への
目見得
(
めみえ
)
の
初役
(
はつやく
)
、ぜひ引っからめて見せねばならぬとひそかにちかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今
(
いま
)
から三四
時間
(
じかん
)
の
後
(
のち
)
には、
目的
(
もくてき
)
のコロンボ
市
(
し
)
の
附近
(
ふきん
)
に
降下
(
かうか
)
して、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
より
委任
(
いにん
)
されたる、
此度
(
このたび
)
の
大役
(
たいやく
)
をも
首尾
(
しゆび
)
よく
果
(
はた
)
す
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るであらうと、
互
(
たがひ
)
に
喜悦
(
きえつ
)
の
眉
(
まゆ
)
を
展
(
ひら
)
く
時
(
とき
)
しも
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「
大役
(
たいやく
)
ということを知っておるか」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“大役”の意味
《名詞》
責任が重い任務。
演劇などで重要な役。
花札で大きな役。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫