しよう)” の例文
かれときとしては主人しゆじんのうつかりしてくらから餘計よけいこめはかして、そつとかくしていてよる自分じぶんいへつてることがあつた。それもわづか二しようか三じようぎない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
はい此方こつちへおいでなさい、こつれる物をもつておいでなすつたか。金「イエ、なにはうとおもつたが大分だいぶたけえやうですから、彼所あすこに二しようどつこりの口のかけたのがあつたからあれもつました。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
あとの大勢おほぜいつたら、のあくるから、あめかぜなみ吹放ふきはなされて、西にしへ——西にしへ——毎日々々まいにち/\百日ひやくにち六日むいかあひだとりかげひとえない大灘おほなだたゞようて、おこめを二しようみづ薄粥うすがゆ
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あぶらしようこぼした。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「うむさうだなあ」と勘次かんじ南京米ナンキンまいふくろこめを五しようばかり、もうせてたわらからはかした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
れでどのくれええるものだとおもつたら一ツかぶで一しようぐれえづゝもおこせるよ」亭主ていしゆがいへば
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)