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ガーフ
ふりがな文庫
“ガーフ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
縱帆架
50.0%
後檣縱帆架
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縱帆架
(逆引き)
「
愚
(
おろか
)
なり、
海賊
(
かいぞく
)
!
我
(
わが
)
縱帆架
(
ガーフ
)
に
飜
(
ひるがへ
)
る
大日本帝國軍艦旗
(
だいにつぽんていこくぐんかんき
)
を
見
(
み
)
ずや。」と。
忽
(
たちま
)
ち
海蛇丸
(
かいだまる
)
滿船
(
まんせん
)
の
電燈
(
でんとう
)
はパツと
消
(
き
)
えた。
同時
(
どうじ
)
に七
隻
(
せき
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
黒煙
(
こくゑん
)
團々
(
だん/\
)
、
怒濤
(
どとう
)
を
蹴
(
け
)
つて
此方
(
こなた
)
に
猛進
(
まうしん
)
し
來
(
きた
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
喇叭
(
らつぱ
)
ある
人
(
ひと
)
は
喇叭
(
らつぱ
)
を
吹奏
(
なら
)
し、
何物
(
なに
)
も
無
(
な
)
き
人
(
ひと
)
は
双手
(
もろて
)
を
擧
(
あ
)
げて、
聲
(
こゑ
)
を
限
(
かぎ
)
りに
帝國萬歳
(
ていこくばんざい
)
!
帝國海軍萬歳
(
ていこくかいぐんばんざい
)
を
連呼
(
れんこ
)
せられよ、だん/″\と
近
(
ちか
)
づく二
隻
(
そう
)
の
甲板
(
かんぱん
)
、
巡洋艦
(
じゆんやうかん
)
の
縱帆架
(
ガーフ
)
に、
怪艇
(
くわいてい
)
の
艇尾
(
ていび
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
日
(
ひ
)
は
高
(
たか
)
く、
風
(
かぜ
)
は
清
(
すゞ
)
しき
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」の
艦上
(
かんじやう
)
、
縱帆架
(
ガーフ
)
には
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
舞
(
ま
)
ひ、「ブルワーク」の
邊
(
ほとり
)
には
克砲
(
クルツプほう
)
、
俄砲
(
ガツトリングほう
)
、四十七
粍
(
ミリ
)
速射砲
(
そくしやほう
)
、
砲門
(
ほうもん
)
をならべ、
遠
(
とほ
)
く
一碧
(
いつぺき
)
の
水天
(
すいてん
)
を
望
(
のぞ
)
み、
近
(
ちか
)
く
破浪
(
はらう
)
の
音
(
おと
)
を
聽
(
き
)
きつゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ガーフ(縱帆架)の例文をもっと
(1作品)
見る
後檣縱帆架
(逆引き)
『や!
帝國軍人
(
ていこくぐんじん
)
!
日本海軍々人
(
につぽんかいぐんぐんじん
)
!。』と
叫
(
さけ
)
びつゝ、
頭
(
かうべ
)
を
廻
(
めぐ
)
らすと、
此
(
この
)
端艇
(
たんてい
)
を
去
(
さ
)
ること
程遠
(
ほどとほ
)
からぬ
洋上
(
やうじやう
)
には、
先刻
(
せんこく
)
の
白色巡洋艦
(
はくしよくじゆんやうかん
)
は
小山
(
こやま
)
の
如
(
ごと
)
き
浪
(
なみ
)
に
漂蕩
(
へうたう
)
しつゝ、
其
(
その
)
後檣縱帆架
(
ガーフ
)
と
船尾
(
せんび
)
とには
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
後檣縱帆架
(
ガーフ
)
に
飜
(
ひるがへ
)
る
旗
(
はた
)
は、まだ
朦乎
(
ぼんやり
)
として、
何國
(
いづこ
)
の
軍艦
(
ぐんかん
)
とも
分
(
わか
)
らぬが、
今
(
いま
)
や、
團々
(
だん/\
)
たる
黒煙
(
こくゑん
)
を
吐
(
は
)
きつゝ、
波
(
なみ
)
を
蹴立
(
けた
)
てゝ
吾
(
わ
)
が
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
の
飛揚
(
ひやう
)
せる
方角
(
ほうがく
)
へ
進航
(
しんかう
)
して
來
(
く
)
るのであつた。
此時
(
このとき
)
私
(
わたくし
)
は
急
(
きふ
)
に
一策
(
いつさく
)
を
案
(
あん
)
じた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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