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につこ
ふりがな文庫
“につこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
莞爾
88.9%
嫣然
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
莞爾
(逆引き)
と
美女
(
たをやめ
)
は
又
(
また
)
算
(
かぞ
)
へて、
鼓草
(
たんぽゝ
)
の
駒
(
こま
)
を
取
(
と
)
つて、
格子
(
かうし
)
の
中
(
なか
)
へ、……
菫
(
すみれ
)
の
花
(
はな
)
の
色
(
いろ
)
を
分
(
わ
)
けて、
静
(
しづか
)
に
置替
(
おきか
)
へながら、
莞爾
(
につこ
)
と
微笑
(
ほゝゑ
)
む。……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
左仲が
煙管
(
きせる
)
の
元
(
もと
)
へ
差出
(
さしいだ
)
すにぞ左仲は
愕然
(
ぎよつ
)
となし思はず
震
(
ふる
)
へ出せし體を見るより彼の者は
莞爾
(
につこ
)
と笑ひ左仲が側へ同じく
腰
(
こし
)
打掛
(
うちかけ
)
旅人
(
りよじん
)
は何等の
用
(
よう
)
にて
斯
(
かく
)
夜道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
につこ(莞爾)の例文をもっと
(16作品)
見る
嫣然
(逆引き)
歎
(
なげ
)
くべきことならずと
嫣然
(
につこ
)
と
笑
(
ゑ
)
みて
靜
(
しづ
)
かに
取出
(
とりいだ
)
す
料紙
(
りやうし
)
硯
(
すゞり
)
、
墨
(
すみ
)
すり
流
(
なが
)
して
筆先
(
ふでさき
)
あらためつ、
書
(
か
)
き
流
(
な
)
がす
文
(
ふみ
)
誰
(
た
)
れ/\が
手
(
て
)
に
落
(
お
)
ちて
明日
(
あす
)
は
記念
(
かたみ
)
と
見
(
み
)
ん
名殘
(
なごり
)
の
名筆
(
めいひつ
)
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
左様
(
さう
)
ねエ、ぢや私、両方へ嫁きませうか」と、姉は振り返つて
嫣然
(
につこ
)
と笑ふ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
まして
聟
(
むこ
)
むかへんの
嫁入
(
よめい
)
りせんのと、
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
めかしき
望
(
のぞ
)
み
少
(
すこ
)
しもなし、
只
(
たゞ
)
汝
(
そなた
)
さへ
見捨
(
みすて
)
ずは、
御身
(
おんみ
)
さへ
厭
(
いと
)
はせ
給
(
たま
)
はずは、
我
(
わ
)
が
生涯
(
しやうがい
)
の
幸福
(
かうふく
)
ぞかしとて
嫣然
(
につこ
)
とばかりうち
笑
(
ゑ
)
めば、
松野
(
まつの
)
じり/\と
膝
(
ひざ
)
を
進
(
すゝ
)
めて
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
につこ(嫣然)の例文をもっと
(2作品)
見る
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