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身延山
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みのぶさん
ふりがな文庫
“
身延山
(
みのぶさん
)” の例文
また
高
(
たか
)
さの
最
(
もつと
)
も
高
(
たか
)
くなるのはすぎで、
秋田縣
(
あきたけん
)
の
長木澤
(
ながきざは
)
の
杉林
(
すぎばやし
)
や
甲州
(
こうしゆう
)
身延山
(
みのぶさん
)
の
千本杉
(
せんぼんすぎ
)
の
中
(
なか
)
には、
高
(
たか
)
さが
三十五間
(
さんじゆうごけん
)
もあるのが
見
(
み
)
られます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
身延山
(
みのぶさん
)
の霊場、
御岳
(
おんたけ
)
の風光、富士の五湖、それに勝沼の
葡萄
(
ぶどう
)
、甲斐の国といえば誰もこれらのものを想い浮べることでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
小伝馬上町
(
こでんまかみちょう
)
に
身延山
(
みのぶさん
)
の出張寺はあったが、本所の法恩寺へお開帳はもっていった。そのかえりが一日上町のお祖師様へ立寄るのだった。大万燈や、
髭
(
ひげ
)
題目を書いた。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ひどく
降
(
ふ
)
るな、
久
(
ひさ
)
しいあとに
親父
(
おやぢ
)
が
身延山
(
みのぶさん
)
へ
参詣
(
さんけい
)
に
行
(
い
)
つた時にやつぱり雪の
為
(
た
)
めに
難渋
(
なんじふ
)
して木の下で
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
したとのことだがお
祖師様
(
そしさま
)
の
罰
(
ばち
)
でもあたつてゐるのかしら
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
相
立
(
たち
)
私しは
日蓮宗
(
にちれんしう
)
故十月
會式
(
ゑしき
)
に甲州
身延山
(
みのぶさん
)
へ參詣の
戻
(
もど
)
り瀬戸川迄歸り來りし時
盜賊
(
たうぞく
)
に
出會
(
であひ
)
し旅人
難儀
(
なんぎ
)
の
體
(
てい
)
故見兼まして其
盜賊
(
たうぞく
)
を
追散
(
おひちら
)
し私し儀
幸
(
さいは
)
ひ
旅籠屋
(
はたごや
)
の事に付右の旅人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
そこから
武蔵国
(
むさしのくに
)
の境を越して、児玉村に三日いた。
三峯山
(
みつみねさん
)
に登っては、三峯
権現
(
ごんげん
)
に祈願を
籠
(
こ
)
めた。八王子を経て、
甲斐国
(
かいのくに
)
に入って、郡内、甲府を二日に廻って、
身延山
(
みのぶさん
)
へ
参詣
(
さんけい
)
した。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
何
(
なに
)
を
云
(
い
)
ふんだな、さつき
身延山
(
みのぶさん
)
へお
参
(
まゐ
)
りに
来
(
き
)
た人が道に迷つて
此処
(
こゝ
)
に
来
(
き
)
たが、それは
吉原
(
よしはら
)
にゐた時に出た客なんだよ、三
両
(
りやう
)
包
(
つゝ
)
んで出したが
跡
(
あと
)
に
切餅
(
きりもち
)
(二十五
両
(
りやう
)
包
(
づゝみ
)
)二
俵
(
へう
)
位
(
ぐらゐ
)
はある
様子
(
やうす
)
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
見忘れたか汝等能く聞け
身延山
(
みのぶさん
)
の
會式
(
ゑしき
)
戻
(
もど
)
り罪作りとは思へども見るに忍びぬ此場の
時宜
(
しぎ
)
命
(
いのち
)
は
暫時
(
ざんじ
)
助
(
たす
)
け船七十五里の
遠江灘
(
とほたふみなだ
)
天窓
(
あたま
)
の水先押
曲
(
まげ
)
て尻を十
分
(
ぶん
)
卷
(
まく
)
り
帆
(
ほ
)
に早く
湊
(
みなと
)
へ
逃
(
にげ
)
込て命ばかりの掛り船ドリヤ
梶
(
かぢ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私
(
わたし
)
は
身延山
(
みのぶさん
)
へ
参詣
(
さんけい
)
に
参
(
まゐ
)
つた者ですが、雪の
為
(
た
)
めに
難渋
(
なんじふ
)
して
宿屋
(
やどや
)
もなにもないやうでございますが、まことに
何
(
ど
)
うも
御厄介
(
ごやくかい
)
でございませうが
今晩
(
こんばん
)
たゞ
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
す
丈
(
だ
)
けでよろしうございます
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
請出し候が是又心懸よき女にて奉公人より
小前
(
こまへ
)
百姓共迄も
平常
(
つね/″\
)
譽
(
ほめ
)
候て家内
和合
(
わがふ
)
いたし居候と申立ければ大岡殿然れども文藏夫婦の者近頃何方へ
歟
(
か
)
行
(
ゆき
)
し事は是なきやと尋ねられしに用右衞門去年十月中に夫婦
身延山
(
みのぶさん
)
へ參詣仕つり候儀
御座
(
ござ
)
ると申立れば大岡殿其儀二十七日に召捕候節吟味は致さずや又萬澤の御關所
近邊
(
きんぺん
)
には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“身延山”の解説
身延山(みのぶさん)は山梨県南巨摩郡の身延町と早川町の境にある山である。標高1,153m。また同地にある日蓮宗総本山久遠寺の山号でもあり、日本仏教三大霊山の一つという別名としてもよく用いられる。
(出典:Wikipedia)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“身延山”で始まる語句
身延山久遠寺
身延山御会式賭場