“みのぶさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
身延山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひどくるな、ひさしいあとに親父おやぢ身延山みのぶさん参詣さんけいつた時にやつぱり雪のめに難渋なんじふして木の下であかしたとのことだがお祖師様そしさまばちでもあたつてゐるのかしら
たち私しは日蓮宗にちれんしう故十月會式ゑしきに甲州身延山みのぶさんへ參詣のもどり瀬戸川迄歸り來りし時盜賊たうぞく出會であひし旅人難儀なんぎてい故見兼まして其盜賊たうぞく追散おひちらし私し儀さいは旅籠屋はたごやの事に付右の旅人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そこから武蔵国むさしのくにの境を越して、児玉村に三日いた。三峯山みつみねさんに登っては、三峯権現ごんげんに祈願をめた。八王子を経て、甲斐国かいのくにに入って、郡内、甲府を二日に廻って、身延山みのぶさん参詣さんけいした。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)