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若干
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じやくかん
ふりがな文庫
“
若干
(
じやくかん
)” の例文
彼等
(
かれら
)
のやうな
低
(
ひく
)
い
階級
(
かいきふ
)
の
間
(
あひだ
)
でも
相互
(
さうご
)
の
交誼
(
かうぎ
)
を
少
(
すこ
)
しでも
破
(
やぶ
)
らないやうにするのには、
其處
(
そこ
)
には
必
(
かなら
)
ず
其
(
それ
)
に
對
(
たい
)
して
金錢
(
きんせん
)
の
若干
(
じやくかん
)
が
犧牲
(
ぎせい
)
に
供
(
きよう
)
されねばならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その
他
(
た
)
伊賀
(
いが
)
のアベ(
阿拜
(
あはい
)
)は「アハイ」となり
信濃
(
しなの
)
のツカマ(筑摩)は「チクマ」となつたやうな
例
(
れい
)
はなほ
若干
(
じやくかん
)
ある。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
香港
(
ホンコン
)
上海
(
シヤンハイ
)
の支那人の中には、偶然この本を読んだ為めに、生涯
托氏
(
とし
)
を師と仰いだ、
若干
(
じやくかん
)
の青年があつたかも知れぬ。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
渠等
(
かれら
)
の
無頼
(
ぶらい
)
なる
幾度
(
いくたび
)
も
此
(
この
)
擧動
(
きよどう
)
を
繰返
(
くりかへ
)
すに
憚
(
はゞか
)
る
者
(
もの
)
ならねど、
衆
(
ひと
)
は
其
(
その
)
乞
(
こ
)
ふが
隨意
(
まゝ
)
に
若干
(
じやくかん
)
の
物品
(
もの
)
を
投
(
とう
)
じて、
其
(
その
)
惡戲
(
あくぎ
)
を
演
(
えん
)
ぜざらむことを
謝
(
しや
)
するを
以
(
も
)
て、
蛇食
(
へびくひ
)
の
藝
(
げい
)
は
暫時
(
ざんじ
)
休憩
(
きうけい
)
を
呟
(
つぶや
)
きぬ。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼れは透谷の坐りたる
傍
(
かたは
)
らに
若干
(
じやくかん
)
の紙幣が紙に包まれて在りしことを発見せり。而して其紙片には失敬ながら
些
(
いさ
)
さか友人の窮を救はんとすと云ふ趣意を書きありき。彼れは之を見て感泣したりと云ふ。
透谷全集を読む
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
▼ もっと見る
傳吉は聞及び幸ひ上臺の
家
(
いへ
)
斷絶
(
だんぜつ
)
を
嘆
(
なげ
)
く折柄故其男子に傳吉より
憑司
(
ひようじ
)
が田地の外に
若干
(
じやくかん
)
の地を
遣
(
つかは
)
し上臺の家を
相續
(
さうぞく
)
成
(
なさ
)
しめける眞に傳吉が行ひは
孝道
(
かうだう
)
と信義との徳にて無實の罪に
落入
(
おちいり
)
たるも死を
迯
(
のが
)
れ一生を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
假令
(
たとひ
)
他人
(
たにん
)
の
爲
(
ため
)
には
悲
(
かな
)
しい
日
(
ひ
)
でも
其
(
そ
)
の一
日
(
じつ
)
だけは
自己
(
じこ
)
の
生活
(
せいくわつ
)
から
離
(
はな
)
れて
若干
(
じやくかん
)
の
人々
(
ひとびと
)
と一
緒
(
しよ
)
に
集合
(
しふがふ
)
することが
彼等
(
かれら
)
には
寧
(
むし
)
ろ
愉快
(
ゆくわい
)
な一
日
(
にち
)
でなければならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
若し
今日
(
こんにち
)
の社会制度に
若干
(
じやくかん
)
の変化を生じたる
後
(
のち
)
、あらゆる童子の養育は社会の責任になり
了
(
をは
)
らん
乎
(
か
)
、この傾向の
今日
(
こんにち
)
よりも一層増加するは言ふを待たず。
娼婦美と冒険
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“若干”で始まる語句
若干金
若干里
若干銭
若干個
若干宛
若干日
若干錢