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生
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いけ
ふりがな文庫
“
生
(
いけ
)” の例文
そこで、僕は色々考えて見たのですよ。一寸面倒な点があって時間をとりましたが、でもとうとう幽霊を
生
(
いけ
)
どって了いました
幽霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こはいかにとて
広
(
ひろ
)
く穴にしたるなかをあちこちほりもとめてやう/\
首
(
くび
)
もいでたり、雪中にありしゆゑ
面
(
おもて
)
生
(
いけ
)
るがごとく也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
烏賊の
生
(
いけ
)
つくりや鯛の塩焼で静かに一本の酒を飲んだ時には、彼等は
好
(
い
)
い心持にならずにはゐられなかつた。
島の唄
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
旨
(
うま
)
く味わうが為に
雉子
(
きじ
)
の一羽や二羽の
生
(
いけ
)
づくりが何であろう。風の神にささげる
野猪
(
いのしし
)
の一匹や二匹の
生贄
(
いけにえ
)
が何であろう。
易牙
(
えきが
)
は
吾
(
わ
)
が子を
炙
(
あぶ
)
り物にして君にささげたという。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そりは前へ前へと、とんでいきました。ときどき、そりがとびあがるのは、
生
(
いけ
)
がきや、おほりの上を、とびこすのでしょうか、カイはまったくふるえあがってしまいました。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
ウヌ
生
(
いけ
)
ふざけて……親不孝ものめが、この上にも親の面に泥を塗るつもりか、ウヌよくも……
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
生
(
いけ
)
る者へ死は
悠然
(
ゆっくり
)
と慌てない
鶴彬全川柳
(新字旧仮名)
/
鶴彬
(著)
○
再
(
ふたゝび
)
按
(
あんず
)
るに、孔子の
聖
(
せい
)
なるもその
灵
(
れい
)
は
生
(
いけ
)
る時よりも
照然
(
せうぜん
)
として、その
墓
(
はか
)
十里
荊棘
(
けいきよく
)
を生ぜず、鳥も
巣
(
す
)
をむすばず。
関羽
(
くわんう
)
の
賢
(
けん
)
なるも
死
(
し
)
しては神となりて
祈
(
いのる
)
に
応
(
おう
)
ず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
こん
生
(
いけ
)
畜生め、暮れの
飯米
(
はんまい
)
もねいのに、博打ぶちたあ
何事
(
なにごっ
)
たって、どなったまではよかったけど、そら眼真暗だから親父と思ってしがみついたのがその親分の定公であったとさ。
隣の嫁
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
花園
(
はなぞの
)
に
牡丹
(
ぼたん
)
広々と
麗
(
うるわ
)
しき
眺望
(
ながめ
)
も、細口の花瓶に
唯
(
ただ
)
二三輪の菊古流しおらしく彼が
生
(
いけ
)
たるを
賞
(
ほ
)
め、
賞
(
ほめ
)
られて
二人
(
ふたり
)
の
微笑
(
ほほえみ
)
四畳半に
籠
(
こも
)
りし時程は、今つくねんと影法師相手に
独
(
ひとり
)
見る事の面白からず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
○
再
(
ふたゝび
)
按
(
あんず
)
るに、孔子の
聖
(
せい
)
なるもその
灵
(
れい
)
は
生
(
いけ
)
る時よりも
照然
(
せうぜん
)
として、その
墓
(
はか
)
十里
荊棘
(
けいきよく
)
を生ぜず、鳥も
巣
(
す
)
をむすばず。
関羽
(
くわんう
)
の
賢
(
けん
)
なるも
死
(
し
)
しては神となりて
祈
(
いのる
)
に
応
(
おう
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
辞世
(
じせい
)
とて
口碑
(
こうひ
)
につたふる哥に「岩坂の
主
(
ぬし
)
を
誰
(
たれ
)
ぞと
人
(
ひと
)
問
(
とは
)
ば
墨絵
(
すみゑ
)
に
書
(
かき
)
し松風の音」
遺言
(
ゐげん
)
なりとて
死骸
(
なきから
)
を
不埋
(
うづめず
)
、今天保九をさる事四百七十七年にいたりて
枯骸
(
こがい
)
生
(
いけ
)
るが如し。是を越後廿四奇の一に
数
(
かぞ
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
辞世
(
じせい
)
とて
口碑
(
こうひ
)
につたふる哥に「岩坂の
主
(
ぬし
)
を
誰
(
たれ
)
ぞと
人
(
ひと
)
問
(
とは
)
ば
墨絵
(
すみゑ
)
に
書
(
かき
)
し松風の音」
遺言
(
ゐげん
)
なりとて
死骸
(
なきから
)
を
不埋
(
うづめず
)
、今天保九をさる事四百七十七年にいたりて
枯骸
(
こがい
)
生
(
いけ
)
るが如し。是を越後廿四奇の一に
数
(
かぞ
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“生”を含む語句
生活
先生
生長
畜生
平生
生々
蘇生
生死
衆生
生業
生暖
根生
生命
生存
存生
生出
後生
生温
生計
生身
...