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早
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はえ
ふりがな文庫
“
早
(
はえ
)” の例文
「それから
何
(
な
)
んだぜ。火がおこったら、
直
(
す
)
ぐに
行燈
(
あんどん
)
を
掃除
(
そうじ
)
しときねえよ。こんな
日
(
ひ
)
ァ、いつもより
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
れるのが、ぐっと
早
(
はえ
)
えからの」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
何
(
なん
)
だ大きな
体躯
(
なり
)
をして立つてる
奴
(
やつ
)
が
有
(
あ
)
るか、
坐
(
すわ
)
んなよ。弥「用が有るなら
直
(
ぢき
)
に
往
(
い
)
つて
来
(
く
)
るにやア立つてる
方
(
はう
)
が
早
(
はえ
)
えや。 ...
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「親分、
早
(
はえ
)
え足だなア、そんなに急がなくたつて大丈夫だよ。一色道庵は、向うから駕籠で送り屆けられたんだから、當分消えて無くなるわけはねえ」
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
巴里
(
パリー
)
というところはどういうものか昔からそんなふうに思われていて、
早
(
はえ
)
え話が、巴里にゃあ
物凄
(
ものすげ
)
え場処があるってんで、
英吉利
(
イギリス
)
人やめりけんなんか
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
ずいぶんとお
早
(
はえ
)
えんですねえ、まったく。諺にもあります通り、
喰物
(
くいもの
)
にありつくのは早起きの鳥ですよ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
▼ もっと見る
「おうっ、
嬉
(
うれ
)
し
野
(
の
)
のおきんじゃあねえか。いやに
早
(
はえ
)
え足だぜ。待ちねえってことよ」
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
汝
(
わ
)
りや、
今日
(
けふ
)
はどうしてさうえに
早
(
はえ
)
えんでえ」
卯平
(
うへい
)
は
太
(
ふと
)
い
低
(
ひく
)
い
聲
(
こゑ
)
で
聞
(
き
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「ハハハハ。そこへ脳天を
打
(
ぶ
)
っ付けねえ。その方が
早
(
はえ
)
えや」
支那米の袋
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「ほい、
早
(
はえ
)
えな」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「親分、
早
(
はえ
)
え足だなア、そんなに急がなくたって大丈夫だよ。一色道庵は、向うから駕籠で送り届けられたんだから、当分消えて無くなるわけはねえ」
銭形平次捕物控:025 兵糧丸秘聞
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
今度の航海から
帰
(
けえ
)
りせえすりゃ、
真面目
(
まじめ
)
な紳士の暮しを始めるんだ。まだずいぶん
早
(
はえ
)
え、ってお前は言うだろう。ああ、だが己は今までだって安楽に暮して来たのだ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
この
巴里
(
パリー
)
って町にゃあ
物凄
(
ものすげ
)
えとこがあるってんで、
早
(
はえ
)
え話が、いぎりす人やめりけんなんか、汗水流して稼いだ金で
遥
(
はる
)
ばるそいつを見にやって来るてえくれえのもんだ。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
誠に
然
(
そ
)
うなれア浮びます助かりますと
悦
(
よろこ
)
んだじゃアなえか、それに又旦那様ア
斬殺
(
きりころ
)
されたというのも、
早
(
はえ
)
え話が一角という奴がお
前
(
めえ
)
に惚れていたのを
此方
(
こっち
)
へ
嫁付
(
かたづ
)
いたから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
辰
(
たつ
)
のやつア走りながら
刺子
(
さしこ
)
を着て、もう行っちめえやがった。
早
(
はえ
)
え野郎だ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
重
(
しげ
)
さん、
大層
(
たいそう
)
早
(
はえ
)
えの」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
きらねえと、俺は明神樣の氏子で氣が
早
(
はえ
)
え、大木戸の先へケシ飛ばされてから氣が付いちや、遲いぜ
爺
(
とつ
)
さん
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ここを一歩出るが
早
(
はえ
)
えか、いずれは
他
(
ほか
)
の者に感づかれて、御用の声を聞くにきまってる——それに、
私
(
わたくし
)
の情はとにかく、おめえはお尋ね者、あっしは目明し、それを落してやったとあっちゃあ
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「五六町追っかけたが、女のくせに恐ろしく足が
早
(
はえ
)
え、——それに
御守殿
(
ごしゅでん
)
崩しの
襟脚
(
えりあし
)
がめっぽう綺麗だ」
銭形平次捕物控:025 兵糧丸秘聞
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「五六町追つ驅けたが、女のくせに恐ろしく足が
早
(
はえ
)
え、——それに
御守殿
(
ごしゆでん
)
崩
(
くづ
)
しの襟脚が滅法綺麗だ」
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
“早”を含む語句
早々
早晩
早速
早熟
早朝
早計
最早
早飛脚
早起
早暁
早急
早春
早処女
早咲
逸早
素早
早合点
足早
早苗
早打
...