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實物
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じつぶつ
ふりがな文庫
“
實物
(
じつぶつ
)” の例文
新字:
実物
それをこれほど
寫生的
(
しやせいてき
)
に
描
(
か
)
くには、
實物
(
じつぶつ
)
によつて
寫生
(
しやせい
)
したのでなければならぬといふことなどが、だん/\わかつて
來
(
き
)
たのみでなく
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
手本
(
てほん
)
を
本
(
もと
)
にして
生意氣
(
なまいき
)
にも
實物
(
じつぶつ
)
の
寫生
(
しやせい
)
を
試
(
こゝろ
)
み、
幸
(
さいは
)
ひ
自分
(
じぶん
)
の
宅
(
たく
)
から一丁ばかり
離
(
はな
)
れた
桑園
(
くはゞたけ
)
の
中
(
なか
)
に
借馬屋
(
しやくばや
)
があるので、
幾度
(
いくたび
)
となく
其處
(
そこ
)
の
廐
(
うまや
)
に
通
(
かよ
)
つた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
二種の
帽子
(
ばうし
)
の形状は右に
述
(
の
)
べたる通りなるが、
實物
(
じつぶつ
)
の
搆造
(
かうざう
)
は果して如何なりしか
余
(
よ
)
は未だ考定の
材料
(
ざいれう
)
を有せず。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
實物
(
じつぶつ
)
を
見
(
み
)
ぬから、
勿論
(
もちろん
)
斷定
(
だんてい
)
は
出來
(
でき
)
ぬが、
樽
(
たる
)
の
徳利
(
とくり
)
といふのは、
加瀬
(
かせ
)
の
彌生式
(
やよひしき
)
のと
同形
(
どうけい
)
同類
(
どうるゐ
)
ではなかつたらうか。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
さて
其
(
その
)
秘密
(
ひみつ
)
は
如何
(
いか
)
なる
物
(
もの
)
にや、
此
(
この
)
夜
(
よ
)
はたゞ
誓
(
ちかひ
)
に
終
(
をは
)
つて、
詳密
(
つまびらか
)
なる
事
(
こと
)
は、
明日
(
めうにち
)
、
其
(
その
)
秘密
(
ひみつ
)
の
潜
(
ひそ
)
められたる
塲所
(
ばしよ
)
に
於
(
おい
)
て、
實物
(
じつぶつ
)
に
就
(
つい
)
て、
明白
(
めいはく
)
に
示
(
しめ
)
さるゝとの
事
(
こと
)
、
此
(
この
)
夜
(
よ
)
は
其儘
(
そのまゝ
)
寢床
(
ねどこ
)
に
横
(
よこたは
)
つたが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
この
部屋
(
へや
)
には、たゞ
今
(
いま
)
お
話
(
はなし
)
した
人間
(
にんげん
)
や
馬
(
うま
)
の
埴輪
(
はにわ
)
の
實物
(
じつぶつ
)
を
始
(
はじ
)
め、
今
(
いま
)
までに
發見
(
はつけん
)
された
面白
(
おもしろ
)
い
埴輪
(
はにわ
)
の
模型
(
もけい
)
などが
陳列
(
ちんれつ
)
してありますから、よく
御覽
(
ごらん
)
になつて、
今後
(
こんご
)
古墳
(
こふん
)
を
調
(
しら
)
べる
時
(
とき
)
に
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
土噐
(
どき
)
の形状
紋樣
(
もんよう
)
に至つては
多言
(
たげん
)
を要せず、
實物
(
じつぶつ
)
を見たる人は
更
(
さら
)
なり、第七回の
挿圖
(
さしづ
)
のみを見たる人も、
未開
(
みかい
)
の人民が如何にして
斯
(
か
)
く迄に
美事
(
みごと
)
なるものを作り出せしかと
意外
(
いぐわい
)
の感を
抱
(
いだ
)
くならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
考古學
(
こうこがく
)
のお
話
(
はな
)
しをする
爲
(
た
)
めには、どうしても
實物
(
じつぶつ
)
をお
見
(
み
)
せするか、せめて
寫眞
(
しやしん
)
や
繪
(
え
)
をお
目
(
め
)
にかけなくてはよくわかりかねます。それで、この
本
(
ほん
)
にもわりあひにたくさん
繪
(
え
)
を
入
(
い
)
れて
置
(
お
)
きました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
實
部首:⼧
14画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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